写真家の三井昌志さんにインドのバラナシで写真を習ってきた話。

撮影ツアーに参加した動機と経緯

NIKON D750 とNIKKOR 24-70mm f/2.8の組み合わせで年末年始にインドで撮影した写真を見返していた時のことです。

けっこうな数のポートレートを撮影したのですが、

失敗のカットが多すぎる…(;´・ω・)

初めてのフルサイズ一眼レフが重く感じているのか、手ぶれのカットを連発しています。

被写体が良い表情なのに手ぶれを起こしている写真が何枚もあります。

手ぶれを起こしていたらその写真は残念ながら鑑賞に値しません。

家族や友人との思い出の自分で楽しむ写真なら良いと思いますが、幅広い人に見てもらいたい写真であればブレた写真は良くないと思います。

DSC_3120

写真は一例です。

この子にカメラの使い方を教えてあげたりして警戒心がなくなったところを撮った写真なのですが見事にブレております(´-ω-`)

たとえピントが決まってブレがなくても背景や光の具合があまり良くないためベストではないですが、このようにぶれた写真を連発していたのです。

 

僕が改善したいと思った部分は、

①手ぶれ、被写体ぶれを起こしたカットが多い。

②ポートレートがイマイチすぎる。

ということでした。

 

もっと上手く写真が撮れるようになりたいな…。

僕がアジアのポートレートで思い浮かべる写真家は三井昌志さんでした。

昔から『たびそら』のホームページは知っていて学生の頃に三井さんのデビュー作の写真集を買ったことがあります。

三井さんがインドで写真を撮っていることは前から知っていましたし、僕がインドを旅行中にポートレートを撮る時に彼の写真を意識しないわけにはいきませんでした。

たまに写真や人生相談のQ&Aのページを見ていて何かまた参考になることがあるかもと『たびそら』を見に行くと、なんとインドのバラナシで直接写真のレクチャーが受けられるという告知があるではないですかっ!!

次の日に会社の上司と休みの交渉をしている僕がいました(`・ω・´)

なんとか許可が出て同じ部署のやさしい先輩に『若いんだか好きなことやってきたら。』という神様のような言葉もかけていただき、バラナシの撮影ツアーへ参加することになりました。

参加が決定したときは本当にうれしかったですね。

社会人になってから久しぶりにわくわくするような感じがしました。憧れの写真家に現地で直接写真を教えてもらえるわけですから、こんなに楽しみなことはなかなかないです(^^)

このツアーに参加するきっかけになった旅はこちらです。

2015‐2016年 南インドの楽園ハンピを目指して まとめ

2016.06.26

このツアーのために購入したレンズ

Nikon 70-200mm f/2.8かf/4で死ぬほど悩み、f/4を選ぶまでの過程。

2016.06.29

三井さんの写真の9割はCanon EF24-70mm F2.8L II USMで、他の一割はCanon EF70-200mm F4L IS USMで撮影されています。

これからもバックパックスタイルで旅の写真を撮っていきたいと思う僕としては、三井さんのスタイルを大いに参考にさせていただきました(`・ω・´)

Nikonからも同じスペックのレンズは用意されているので、実際にレクチャーを受けるときに似たようなスペックのレンズを持っていればアドバイスがスムースに受けられると思いこのタイミングで購入しました。

撮影ツアーでガンガーのボートから写真を撮る機会がありましたので、新しく購入した NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRは大いに活躍してくれました。

写真家・三井昌志と撮るインド・バラナシツアー

DSC_5886

このツアーはGNHトラベル&サービスさんが企画したものです。

GNHトラベル&サービス代表の山名さんも個人的に参加されていていろいろとお世話になりました。

山名さんはアジアが好きでガイドと会社の代表の仕事をされていて、とてもホスピタリティにあふれる方でお話も面白いのです。また機会があればツアーを利用させていただきないなと思っています(^^)

 

ツアー初日は朝の11:30に成田空港に集合してデリーへ向かいます。デリーで一泊してから翌日の朝の飛行機でバラナシに行って、お昼ごろにはホテルに到着しました。

三井さんが夕方にバイクでホテルに到着するためそれまでは自由にバラナシの町を散策しました。

夕方に三井さんからツアーのスケジュール、撮影時の注意点、今回のツアーでの約束事が説明されます。

そこでツアー参加者の顔合わせで自己紹介などをしながら食事をして三井さんの旅の写真をMac Bookで見せてもらいました。

僕が日本で見ていた三井さんの写真が目の前のMac Bookの中にありました。Macのディスプレイで本人が直接編集した写真で撮影時の情景も説明してくださるので、自宅で見る彼の写真よりもダイレクトに感動が伝わってきます。

ほぼ同じスペックのカメラとレンズを持っていて、RAWデータで撮影してLightroomを使って編集しているのに、なぜこれだけの差がつくのだろう?このマジックのようなものは何なのだろうかと思うのと同時に、このツアーでその謎を解き明かしたいと思いました。

撮影の約束事は3つありました。

①被写体に近づく

②何枚も撮る(1日1000枚を目標)

③ストロボを使わない

ストロボは普段から使わないため①②の課題を意識して撮影に臨むようにします。

バラナシは気温がとても高くなるため撮影は朝から昼、夕方から夜にかけて行われます。日中の暑い時間はホテルの三井さんの部屋で、当日に撮影した写真についてアドバイスをもらえる時間になります。

写真の失敗は圧倒的にブレによるもの

最初の顔合わせの時に手ぶれブレ、被写体ブレを防止する撮影の設定を三井さんに教えていただきました。

カメラに任せられることはカメラに任せて、人間はシャッターチャンスに集中したほうが良いというのが基本的な考えです。

三井さんはJPEGではなくRAWファイルのみで撮影しています。RAWで撮影したほうが後から明るさや色味を調整できるため、よりシャッターチャンスに集中できます。

いくらRAWデータといっても極端な白とびや黒つぶれの部分は修正が利かないため、光の状況が極端な場合は撮影時に露出補正をかけたほうが良いとのことでした。

オートフォーカスのモードはグループ+コンティニュアスに設定しています。AFをコンティニュアスに設定することで、AFボタンを押している間は被写体を追い続けます。

カメラの教則本などでは絞り優先モード(Aモード)とシングルAFでフォーカスロックして構図を決めるということが多く書かれていますが、町で人物写真を撮影する設定には適していない場合が多いかもしれません。

フォーカスロックしてから被写体の位置がわずかに前後するだけでピントがずれた写真になるため、AFをコンティニュアスに設定したほうが失敗が少なくなります。

意外だったのはプログラムオート(Pモード)を多用して撮影するということでした。風景写真なら一呼吸おいて絞りを考えて撮影できますが、人物写真(特にこども)となると絞りを考えている間に表情や動作が変化します。

絞りの設定よりも人物の表情や動作のほうが優先順位が高いためPモードで撮影する機会が多いのだと思います。

次回は教えていただいた設定を参考にして撮影した様子をまとめていきたいと思います。

次回の記事はこちらです。

写真家・三井昌志と撮るインド・バラナシ① バラナシは最高にフォトジェニックな場所。

2016.07.17

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