写真家・三井昌志と撮るインド・バラナシ② 夜のプジャを撮る

夜のプジャの様子

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前回はバラナシの郊外の町を歩いて写真を撮り、ホテルにもどってから三井さんに写真を見ていただいたところまで書きました。

日が落ちて殺人的な暑さが和らいできたので夜のプジャの撮影に出かけます。

少し歩いて会場に着くと普段のプジャと様子が違うらしく、たくさんの人であふれかえっていました。いつもはこんなに人はいないそうで何か特別なイベントがあったのだと思われます。

バラナシのプジャは毎日行われていますので、写真好きの方はバラナシを訪れたときにぜひ撮影に挑戦してみてくださいね。

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写真に写っていない右側がステージです。その下から撮影を行います。

すでに人でいっぱいなのですが後から行って前の方で撮影をしていてもインド人は怒りません。インドの人は他者に寛容な傾向にある気がします。

会場はバラナシの暑さと観客の熱気であふれていました。

プジャの撮影設定と工夫

三井さんにいただいたアドバイスとともに写真を振り返りたいと思います。

プジャは動きがあるのでシャッタースピード優先モードで、シャッタースピードを1/200~1/250に設定します。

僕はNIKKOR 24-70mm f/2.8を使用して撮影しました。絞り開放がf/2.8まで使えるため暗い環境でもISO感度を上げすぎずにシャッタースピードを上げられます。

シャッタースピード優先モードにするとカメラが自動でISO感度と絞りを判断しますので、暗い環境でシャッタスピードを上げればレンズの絞りは必然的に開放値に近くなります。

NIKKOR 70-200mm f/4も持っていましたが被写体に近づける環境のため出番はありませんでした。三井さんもCanonの標準ズームだけで撮影されていました。

AFの設定は基本的にグループAF+コンティニュアスAFに設定します。時と場合によってAFと撮影モードを切り替えたりして試行錯誤しながらやりました。

ライトルーム1

このプジャだけで300枚近くのシャッターを切りました。

構図を決めたら動きに合わせてシャッターを連射して、その中から良いカットを後で選びます。

連射したコマの一つ一つの動きが止まっていなければ使える写真ではないため、シャッタースピードの設定はとても大切です。

1/200というシャッタースピードは三井さんも良く使われるようで、このシャッタースピードだと手ブレと被写体ブレは出にくいです。

実際に撮影した写真

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この燭台をゆすりながら高く掲げるシーンです。斜め上の最高地点が一番力強さが表現できると思ってそこを狙ってシャッターを切っています。

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手に持っているホワホワが良い位置に来るのを狙います。ちょうど頭上で開いたタイミングをとらえました。

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強い光源(ライト)が写り込むとフレアやゴーストが発生する可能性が高くなるため、人物を追う時になるべく光源はフレームに入れないように工夫していました。

このシーンでの光に対しての工夫を三井さんに聞いてみると驚くべき回答を得ました。

なんと、被写体の頭部の後ろに強い光源を隠すことによって後光が差しているようないるような効果を演出できるということです。

こんなアイデアがあるだなと感心してしまいました。

写真って奥が深いですね(^^)

プジャが終わってからホテルに戻って夕食を食べました。

早朝のバラナシからの一日の撮影枚数を見てみると950枚ほどになっていました。一日千枚の目標には少し及びませんでしたが学びの多い濃い一日になりました。

2日目に続きます。

写真家・三井昌志と撮るインド・バラナシ③ 朝のガンガーのボートから撮る 

2016.07.19

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