グラナダの世界遺産 アルハンブラ宮殿とアルバイシンの町並み

アンダルシアの旅で僕が一番楽しみにしていたのはアルハンブラ宮殿を見ることでした。

アルハンブラ宮殿は一日の入場者制限があるので、事前にチケットを予約していくことをお勧めします。

当日券も売りに出されますが売り切れで買えなかったという旅行者の方の話も聞きましたので、やはり事前予約が無難かと思います。

見学の時間帯が細かく区切られているので、事前に概要を把握しておくとスムースに見学できると思います。

アルハンブラ宮殿入場チケットと料金

アルハンブラ宮殿はスペインがイスラム文化圏だった時代のものでイスラム芸術の結晶と評されています。

そのあまりの美しさに『王は魔法を使って宮殿を完成させた』とさえ言われていたそうです。

グラナダ王国が建国されたのは1238年です。

1492年にイスラム王のボアブディルがカトリックに屈したためアルハンブラ宮殿を明け渡しました。

アルハンブラ宮殿は無血開城だったため破壊を免れましたが、その後イスラム時代のモスクはキリスト教の教会に建て替えられたりしました。

18世紀の王位継承戦争やナポレオン戦争を経てアルハンブラ宮殿は荒廃してしまいましたが、19世紀の米国人作家ワシントン・アービングの『アルハンブラ物語』によって再び注目を集めるようになりました。

そして1984年にアルハンブラ宮殿とアルバイシンが世界遺産に登録されています。

クラシックギタリストのフランシスコ・タレガがアルハンブラ宮殿を訪れた時にアルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)という名曲を作曲しました。

アルハンブラの思い出はタレガの代表曲です。

この美しい名曲を書き上げるだけのインスピレーションを与えたアルハンブラ宮殿はきっとすごい所なのだろうなと前々から思っていました。

実際にこの目でアルハンブラ宮殿を見ることができましたが、グラナダのアルハンブラ宮殿とアルバイシンの町並みは僕の想像以上に素晴らしい場所でした。

ナルシソ・イエペスの演奏を貼っておきましたので、よろしければアルハンブラの思い出を聴きながら写真を見てみてください。

ヘネラリフェ

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ここは14世紀に建設されたナスル朝の夏の別荘です。

ここは水の宮殿とも呼ばれており、シエラ・ネバタの雪解け水を利用した噴水や水路などが設けられています。

かつてはいくつもの庭園があったようですが、ただ一つ残されたのが最も美しいヘネラリフェだったそうです。

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壁や窓に細かな彫刻が施されています。

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ナスル宮殿

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ここがナスル宮殿のチケットコントロールです。

アルハンブラ宮殿内にチケットコントロールは数カ所あるので、チケットすぐに取り出せる場所に保管しておいた方が良いです。

アルハンブラ宮殿の見学時間は昼の部が午前・午後の部で分けられていて、さらにナスル宮殿には指定された時刻にしか入場できません。

指定時間に30分以上遅れると入場を拒否されることがあるそうなので注意が必要です。

アルハンブラ宮殿を見学するときはナスル宮殿の入場が何時の見学に指定されているかを中心にしてスケジュールを組み立てたほうが良いと思います。

もう一つ注意点というか僕が体験した出来事なのですが、バッグが大きいとロッカーに預けてからでなければ入場できないと言われます。

僕のはカメラバッグなので普通のバックパックよりは容量が大きいです。

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2016.08.03

仕方がないのでカメラバッグをロッカーに預けて、D750と14-24㎜ f/2.8の組み合わせのカメラだけを持って中へ入場しました。

バックパックを背負ったまま中に入れる人もいましたが、15~20ℓであまり膨らんでいないバックパック以外はロッカーに預けてくるように言われることが多いように思いました。

ナスル宮殿は王宮でアルハンブラ宮殿の心臓部です。

ここで王が政治を司り、居住空間でもありました。

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他の宮殿もすごいのですが、さらに彫刻が細部に渡り施されており格調の高さを感じさせます。

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壁と通路の彫刻が細かすぎて驚きます。

これを完成させるのは気が遠くなるような作業だったのではないかと想像します。

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宮殿の一部は修復中でした。

装飾が細かいので修復作業が大変でしょうね。

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ライオンの間です。

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天井の鍾乳石飾りは圧巻です。

どうしたらこんなことができるのだろう…。

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アルカサバ

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アルハンブラ城内はナスル宮殿を中心とする居住街と軍事要塞アルカサバに二分されていました。

アルカサバはアルハンブラ宮殿の中でも最も古い部分で、ローマ時代の砦の跡にモーロ人が9世紀に築いたものです。

キリスト教国の攻撃から都を守るためにアラブ世界の軍事技術を結集して造られた難攻不落の要塞だったようです。

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屋上からは世界遺産のアルバイシンの町が見渡せます。

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ものすごい高さの城壁です。

この城を攻め落とすのは難しかったでしょうね。

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望遠レンズでアルバイシンの町を切り取ります。

望遠レンズでこういう表現がしてみたいと思ってました。

Nikon 70-200mm f/2.8かf/4で死ぬほど悩み、f/4を選ぶまでの過程。

2016.06.29
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アルバイシンから少し離れた場所には近代的な建物が建ち並びます。

世界遺産の地区とその周辺には住宅の高さや外観に関する厳しい制限を設けているそうです。

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最初に見学したヘネラリフェの方向です。

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木漏れ日が気持ちよく水場を照らしていました。

サン・ミゲル・アルト教会からのサンセットと夜景

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僕が宿泊していたゲストハウスのPATIO GRANADAから歩いて40分ほどのところにグラナダの町を一望できる高台があります。

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2016.10.31

アルバイシンの中にあるサン・ニコラス展望台よりもさらに高台にあるので、アルハンブラ宮殿を見下ろす感じになります。

この場所から見えるサンセットと夜景が素晴らしいのでグラナダを訪れた際にはぜひ行ってみてください。

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僕が旅で一番好きな瞬間は自分の想像する以上にすごいものに出会った時の感動です。

今回のスぺインの旅で最も文化的な刺激を与えてくれたのがグラナダの町でした。

『この町に来てよかった。』グラナダの夜景を見ながら心からそう思ったのでした。

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