デジカメの写真は編集を前提に撮影するものだと思ったこと

ライトルームでRAW現像を始めてから1年ほど経過しますが、その中で改めて思うことはRAW現像で最終的なゴールを意識して撮影するべきということでした。

RAWのレタッチの時に悔しい思いをすることで多かったのは、空の色が飛んでいてイメージ通りの写真に仕上がらない時です。

RAWデータの情報は暗部に多く残っている

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撮影の露出をカメラに任せると空の色が飛んでしまうことが多くあります。

測光のパターンにもよりますがカメラは中心にあるものの明るさで適正露出を判断します。

スペインのアンダルシアを旅した時の写真を一例に出します。

断崖絶壁の町ロンダの見どころヌエボ橋へ

2016.10.21

この写真の場合だと中央にある暗い崖に露出を合わせたため、元々明るかった空がさらに明るくなって色が飛んでしまいました。

肉眼で見える空の色は青ですが、影になっているヌエボ橋に対して露出を合わせているのでこんな感じの写真になっています。

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ヒストグラムを確認しても明らかに露出オーバーになっています。

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白レベル、ハイライトのパラメーターを調整しても白飛びした部分の情報は復活できませんでした。

何とか雲の形は残っていましたが、空の青が完全に消えてしまっています。

うーん、この写真ではイマイチですよね…。

現地の撮影で白飛びさせないことが重要

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この橋と空の色を両立させるにはマイナスの露出補正をかけるかAEロックで空に対しての適正露出に合わせて、後からRAW現像時にシャドウを持ち上げます。

上の写真はRAWから未加工で現像したものですが、空に露出を合わせているため橋と建物が暗く写っています。

白く飛んでしまった部分には情報が残りにくいので、RAW現像しても色やデティールを救えない場合が多いです。

そのため橋の露出をアンダーにすることで空の色を残すことができます。

dsc_9160

これはライトルームでシャドウを持ち上げて現像した写真です。

RAWデータは黒いシャドウの部分に多くの情報が残されています。

人間の目にはこういう風に見えているのですが、カメラの特性でどちらかの露出に合わせることしかできませんので空か橋のどちらかの露出が犠牲になります。

このようにダイナミックレンジが広い写真を良しとするか、フィルムのようにどちらかの露出に合わせたシンプルな写真を良しとするかは好みの問題です。

僕は肉眼で見えている状況に近づけて、自分が魅かれた部分を強調したいので写真のRAWデータをレタッチしていきます。

露出補正は大切

なんでもかんでも露出をアンダーにしてシャドウを復活させればいいというわけではないと思います。

逆にポートレートなどでは背景の露出はあきらめて人物を明るく撮影する場合もあります。

RAW現像の段階で最低限のレタッチで済むように撮影時に露出を決める作業が写真の方向性を明確にしてくれるように思います。

RAW現像でも極端に露出、ハイライト、シャドウを調整するとノイズが出ますので、最低限の調整で済むように撮影することを心がけています。

撮影に夢中になっているとうっかり露出補正を忘れてしまい、後でRAW現像をするときに空の色が飛んでしまっていることに気が付くというパターンを何度もやりました(;´・ω・)

懲りずにたまにやるので自分の戒めという意味合いを込めてこの記事を書いてみました!(笑)

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