スマホではなく一眼レフで写真を撮る意味を改めて考えてみる

少し前からスマホでもRAWデータが生成できるようになり、RAW撮影⇒RAW現像⇒ブログ・SNSにアップロードという流れがスマホ一台で完結できる時代になりました。

これにより僕の中でコンデジのサブカメラを持つ意義が無くなり、リコーのGRは売却してしまいました。

RICOH デジタルカメラ GR APS-C

2016.10.24

サブカメラを持っていることで発生するバッテリーや周辺機器を管理する手間と荷物の容量を減らせたので、コンデジの役割をiPhone7に統合できたことは良かったと思っています。

きれいな写真を手軽に撮影するならiPhone7とライトルームモバイルの組み合わせがおすすめだという記事も書きました。

iPhone7とライトルームモバイルを使っていると、こんなにきれいになるなら一眼レフいらなくね(;´・ω・)と思うことも正直なところあります。

iPhone7で手軽にきれいな写真を撮るならライトルームモバイルを使うのがおすすめ!

2017.03.10

しかし!iPhone7で撮影できるシーンは限られているので、撮影という行為を本気で楽しむのであれば、一眼レフが圧倒的に有利なのです。

カメラのレンズを交換して画角を自由に変えるということ

iPhone7のレンズは28㎜の単焦点でレンズは交換することができません。

スマホの上からレンズを被せる面白いアイデアの商品も出ていますが、ラインナップも少ないですし画質の劣化も気になるところです。

一眼レフであればレンズの選択肢は無限にあって、シーンに合わせて自分が好きなレンズを使用することができます。

僕が現在使用しているレンズを組み合わせれば、マクロ撮影、14㎜の広角から400㎜の望遠までの画角で撮影が可能になります。

カメラ機材

一眼レフでしか撮影できなかった写真を画角別にみていきたいと思います。

超広角

スペインのアンダルシア州にあるサアラ・デ・ラ・シエラという村から見た夕日です。

アンダルシアの大地の広大さを感じさせる構図にしたかったので、超広角ズームレンズのワイ端14㎜で撮影しています。

高画質で湾曲の少ない超広角域の撮影は一眼レフならではのものです。

超望遠

スリランカのサファリパークで野生のレオパード(スリランカ豹)が大きく伸びをしたシーンを素早く撮影しました。

遠くの岩の上にいて肉眼では小さく見えるレオパードを大三元の望遠レンズ+テレコンで400㎜のテレ端で大きく撮影できました。

高倍率の画角を確保しながら正確なAFや早いシャッタースピードが使えるのも一眼レフならではですね。

マクロ

朝露にぬれたバラを105㎜単焦点の望遠マクロレンズで撮影したものです。

背景が他の草などでごちゃごちゃしていたのですが、望遠マクロでF値を上げて接写することでバラの花が引き立つように背景を整理することができました(今思うと後ろに写っているバラのつぼみも上手く処理できれば良かったです)。

スマホのカメラでもマクロ撮影ができるものもありますが、画角が広角でボケも弱いので背景を整理することが難しい場合があります。

これは後方からやわらかい朝日が落ち葉を照らしている写真ですが、フルサイズセンサーとマクロレンズの性能ならではの写りだと思います。

紅葉の色の階調や葉脈の細かいデティールが良く再現されていて、周囲の明暗の階調がノイズレスです。

スマホのカメラはセンサーサイズが小さいため色や明暗の階調の再現が一眼レフに比べると不利になりますし、当然ですがレンズ単体の性能も一眼レフの方が優れています。

ポートレート

インドのバラナシで朝のプジャを撮影したものです。

これは望遠ズームレンズの90㎜ f/4.0で撮影されたものです。

90㎜で被写体に寄ると狭い部分の背景しか映らなくなり、祈りを捧げている男性とガンジス川のボートと朝日というシンプルな構成にすることができました。

バラナシのプジャは周囲に人が集まっていることが多いので、スマホに搭載されているやや広角な単焦点レンズで撮影すると背景に余計なものまで写り込んでしまいます。

自分の撮影したいイメージが広角でフレームに移るものを有効に活用できそうな場合は良いのですが、被写体以外の背景を写したくない場合には一眼レフの望遠レンズが有利になります。

僕が旅行で撮影したその他の写真についてはこちらをどうぞ。

旅行記まとめ

スマホのカメラについて思うこと

これはiPhone7で撮影してライトルームモバイルで編集した河津桜の写真です。

画質だけ見れば一眼レフで撮影したものと遜色なく、カメラのセンサーサイズが小さい28㎜単焦点レンズらしい写りになっています。

センサーサイズが小さいので絞りを開放にしても背景が大きくボケることはなく、28㎜という広角寄りな画角は被写体以外の背景も広く映ります。

僕はたくさんのつぼみの中で一つだけ咲いていた河津桜を撮影したかったので、28㎜の画角とこのボケの量で良いかなと思いました。

しかし、様々なシーンで自分が納得がいく桜の写真を撮影をしたいとなると、レンズが交換できる一眼レフの方が有利なのです。

満開の桜を人がたくさん囲んでいたら望遠域のマクロレンズで桜を大きく切り取った方が良いかもしれませんし、逆に超広角で人を背景として使用するという方法も考えられます。

iPhone7の28㎜の画角で撮影すると、良くも悪くも背景が多く映り込みボケも小さいのです。

逆にそのあたりを意識してうまく使いこなせば、iPhone7はとても優秀なサブカメラとしての機能を果たすのではないかと思っています。

その他で一眼レフが撮影に有利な点

一眼レフは写真の撮影に特化した機能を持つ道具なので言い出せばキリがなさそうですが、思いつく範囲で書いていきたいと思います。

素早い撮影設定の変更

一眼レフを両手で構えてみると、グリップした指先の延長にボタンが配置されているのがわかります。

これはレーシングカーのコックピットがレース走行に必要なパラメーターに素早くアクセスできるように設計されているのと同じで、一眼レフもまた撮影に必要なパラメーターに素早くアクセスできるようになっています。

これによりシャッタースピードや絞りを素早く変更することができて、目まぐるしく変わるシーンや被写体の一瞬の表情の撮影に対応できるようになっています。

ノイズ耐性の強さ

スマホのカメラはセンサーサイズが小さいので、ISO感度をあげるとすぐにノイズが出てきてしまいます。

暗いシーンでノイズの少ない写真を撮影したり、ISO感度とシャッタースピードを上げて撮影するならセンサーサイズの大きい一眼レフが圧倒的に有利です。

フィルター撮影、ストロボ撮影

フィルターやストロボなどの機材との連携は一眼レフならではのものだと思います。

僕は導入を検討している段階なので多くのことを書くことができませんが、他の写真との差別化に繋がる重要な部分だなと思っていて、今後勉強していきたい撮影手法です。

考察

スマホで手軽に高画質な写真が撮影できる時代になり、コンデジの売り上げが減少していることから想像すると、日常的な記録を楽しむだけならスマホのカメラで十分と考える人も多いのではないかと思います。

僕もiPhone7を買ってからサブカメラを売ってしまった人間なので、日常的な記録として写真を楽しむならiPhone7とライトルームモバイルの組み合わせでいいかなという結論です。

しかし、一歩進んだ撮影の表現を求めると、スマホのカメラはまだまだ一眼レフに敵わないというのが現状だと思います。

スマホと一眼レフの双方の特性を考えながら、今後も写真撮影を楽しんでいけたら良いなと思っています。

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