北アイルランドのデリーで感じたこと

ゴールウェイからバスで約5時間くらいかけてデリーまでやってきました。

アイルランドのゴールウェイ町歩き

2017.07.27

朝と夕方にデリーまでの直通バスがあるのでそれを利用しました。

この町はアイルランドがイギリスの支配を受けていた時の負の遺産が残っています。

アイルランドと北アイルランドは同じ大陸なのですが国としては別物です。

現在この町は北アイルランドに属しており、イギリス連合国の一部となっています。

そのためユーロ通貨は使用できず、北アイルランドが発行するポンドを使用します。

北アイルランドのポンドは北アイルランドでしか使用することができないので、今回の滞在期間は短いので必要最低限のキャッシュで済ませたいところです。

城壁と大砲に囲まれた町

デリーは6世紀に聖コロンバが修道院を建設して以来の歴史がある町です。

アイルランドはカトリックの国なのですが17世紀にプロテスタントによる植民地化が進んで、この町はロンドンデリーに名前を変えました。

デリーを植民地化した宗主国イギリスの首都の名前をつけてロンドンデリーという名称になり、以後はプロテスタントの町として発展していきます。

この町はカトリックとプロテスタントの争いの舞台となることがあり、数十年前までは北アイルランドでテロや暴動が頻繁に起きていた時期もありました。

現在は和平合意が結ばれていて治安もまずまず良いようでしたが、アイルランドのカトリックとプロテスタントのわだかまりが完全に消えることは難しいのかもしれません。

そのため不用意に政治的な話はしない方が良いですし、特にカトリックとプロテスタントの話には自分から触れない方が良いでしょう。

この町の呼び方はアイルランドのカトリックの人々から言うとデリーで、北アイルランドのプロテスタントの人々に言わせるとロンドンデリーなのです。

アイルランド側の地図ではDerryと表記されていますが、北アイルランドの地図ではLondon Derryと表記されています(写真は北アイルランドのバス停の地図)。

僕はアイルランド側にいるときにはデリーという言葉を使うように意識していました。

アイルランドの宗教問題や国の不遇な歴史についてはこちらの本が参考になりました。

城壁がぐるりと町を囲っておりその上を歩いて回ることができます。

この城壁はプロテスタントのために作られたもので、3回にわたるカトリックによる包囲戦に耐えてきました。

プロテスタントにとって町を救った城壁であり、カトリックにとっては植民地支配を思い起こさせる城壁なのです。

宗教や国境の反対側に来ただけで、ものの見方や考え方、歴史的な事実が180度視点が変わることがあるのだと考えさせられました。

遠くの国であるからこそ俯瞰的な視点で見られるのかもしれませんね。

城壁の外には過去の北アイルランド紛争を思わせるような落書きや壁画がありました。

デリーの教会や街並み

うーん、なんだか前置きが長い暗い話になってしまいましたね…。

歴史的な背景を何も知らなければ純粋に町並みを楽しめたのかもしれませんが、この町に対しての正直な感想を言いますと何だか重苦しいような雰囲気を感じる場所でした。

こちらは聖コロンバ大聖堂で1633年に建てられたプロテスタントの教会です。

上の煉瓦造りの建物はこの町のシンボルのギルドホール。

火事と爆弾テロの過去2回の被害にあったのですが、その度に修復されてきたようです。

この中ではデリーの植民地に関する展示を行っていましたが内部の撮影は禁止されていました。

宿泊は価格重視のドミトリー

Hotel Connectにお世話になりました。

3段ベッドが複数並べられた部屋がいくつかあって、部屋ごとに暗証番号でロックがかかるようになっています。

フロントも暗証番号でのロックがかかるので、部屋に入って来られる人は宿泊者の同室者のみとなります。

この方がセキュリティやプライバシーの確保がある程度されて、持ち物の盗難のリスクも軽減するので良いかもしれません。

アイルランドや北アイルランド全般に言えることなのですが、食事が高いし味が…( ´Д`;;)…なのでスーパーでサラダ、果物、チーズ、ヨーグルトなどを買って飢えをしのいでいました。

もう良い大人なので人の国の食事がまずいのなんのとか言いませんw

次回は世界遺産のジャイアンツコーズウェイについて書きます。

ではまた。

アイルランド旅行 まとめ

2017.12.29


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