インドのジャイサルメールの街を散策!

成田ームンバイージョードプルと乗り継いで、バスで西のジャイサルメールを目指します(国内線でジャイサルメールまで行きたかったけどチケットがなかった…涙)。地図で見ると大きな砂漠を隔ててパキスタンがすぐ隣にあります。

バスだとジョードプルからジャイサルメールまで6時間以上かかります。

料金は安いですが、人がたくさん乗ってくるのでパンパンに詰まった状態で長時間のバスはなかなかきついものがありますね…。

ジャイサルメールの概要

ジャイサルメールはタール砂漠の真ん中に位置する町です。

12世紀にバッティ家の王ジャイサルによって東西貿易の要所に築かれた都市国家でしたが、イスラーム教徒との戦いのなか国家が滅びてしまいます。

その後、城塞都市としての亜要性は貿易商人に引き継がれ、遠くエジプトやヨーロッパ まで続く交易路の中継地として都市は発展していきました。

しかし、その繁栄は永遠ではありませんでした。最盛期には11あ万人の人口を擁した都市の没落は、スエズ運河の開通によって交易路の重要性が失われたことに始まります。さらにインドとパキスタンの分離独立によって西への路が閉鎖されてしまったことが致命的な打撃を与えたそうです。

現在はフォート(お城)があるインドの田舎町と言った感じで、経済的な発展とはあまり縁のない感じです。

町自体が小さいのでキャメルサファリに参加しないのであれば、半日〜1日あれば一通り観光できるのではないかと思います。

メイン観光スポットのフォート

のら犬の奥に見えるのがフォートです。

自然の地形を利用して建てられたものか、盛り土をして城壁を建設したのかはわかりませんが、どの場所にいても城壁が見えるので町歩きの指標になります。

海外ではオフラインマップのマップスミーを使用するのが定番になりましたが、目的の場所がフォートに対してどこという感覚を持っているといちいちスマホを出す手間も省けますね。

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2017.01.09

インドは経済発展が著しく、それにより中間層が増加してインド人の国内旅行がブームになっているようです。

このフォートも観光にきているインド人で賑わっていました。

このフォートの面白いというか興味深いところはイスラムとジャイナ教の建物が混在しているというところです。上二つの写真はその対比で、装飾や窓枠のデザインが全く異なりますね。

イスラム様式の建築や彫刻を見て、もともとイスラム圏だったスペインを訪れた時のことを思い出しました。

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2016.11.01

ただ残念な部分もあって、この町のメインの観光スポットなのですが観光しやすいように整備が進んでいないという印象を受けました。

フォート内の建物には住人がいてそれぞれの考えで自分の敷地を管理しています。ある人はゲストハウス、ある人は商店、ある人はバイク置き場など…と言った感じです。

ラジャスターン州でも最古のフォートのひとつに数えられるという場所で内容もとても良いのですが、フォート内の景観を統一するための取り組みがもう少しあったほうが良いように思います。


かつての貴族の住まいハヴェーリー

イスラム教徒の伝統的な装飾が施してある貴族が住んでいた建物をハヴェーリーと言います。

現在も個人の住宅のようですが保存状態の良し悪しや、内覧ができるかどうかはそこの住人の裁量に委ねられています。インドとパキスタンの戦争によって職人がパキスタンに逃げ出してしまったので、現在ではこれほどの建築を作ることができないと言われています。

半端じゃない労力をかけて作られた彫刻ですよね…。

個人が管理しているのでその家にお金がなければ建物の修復や保存はされないのです。

上の写真の手前の階段部分は木材で後から作られたもので屋根にもトタンが乗せてありますが、以前は本来の姿があったはず。長期的な視点で見ると観光資源を損なってしまうので、朽ち果ててしまう前に何とかした方が良いのではないかなとお節介にも思ってしまうのでした。

白川郷の茅葺屋根のように国の助成金で修繕できれば良いですよね。

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2017.06.11

何だかんだ言ってもフォートがカッコ良い

観光していてやや残念なところもあり文句のようなことを書きましたが、町の中心にそびえ立つフォートはカッコ良いなと思うのです。

広大な砂漠をラクダで歩くキャメルサファリの拠点にもなるので、総じていえばこの町を訪れて良かったなと思っています。

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