僕が NIKKOR 24-70mm f/2.8 を買った理由。

それぞれの撮影スタイルによって優先順位が違うと思いますが、僕はバックパッカースタイルでの旅行を考えて荷物はなるべく少なくしたいという理由から高性能なこのズームレンズを選択しました。
え?重いし、デカいしそれが荷物の節約になるの?と思う方もいると思います。
発売から8年近く経過していますが、下手な単焦点レンズよりも高性能なこのレンズ。
旅先で目まぐるしくシーンが切り替わる中ではレンズ交換をしている間にシャッターチャンスを逃しますし、シーンに合わせた単焦点レンズをいくつも持ち歩く気にはなりません。
どの焦点距離でもキレのある描写で、オートフォーカスも高速です。
『たびそら』の写真家の三井昌志さんはCanonユーザーですが、f2.8の標準ズームレンズで撮影することが9割だそうです。
三井さんはポートレートがメインの写真家ですが、f2.8の標準ズームレンズはポートレートにも最適だと思います。
僕がインドのハンピに行ったときはD750とこのレンズ一本だけでした。
絞り開放が f2.8 まで使えることも大きなポイントです。
暗いシーンやシャッタースピードを上げなければならない時、背景を大きくぼかしたい時に f2.8 が使えて良かったと思うことがありました。
これ以上のスペックや利便性を持つレンズがないためこのレンズは活躍の機会が多いです。
外観について

フードを逆さにしてコンパクトにすることができます。

花形フード。かっこいいですね。

24㎜で鏡筒が最大に伸びます。

50㎜で鏡筒が最小になり…

70㎜でまた少し伸びます。

新型が出たので旧型の中古がねらい目。
年月が経過してもこのレンズが風化しないのは、当時の最高のクオリティのレンズを作ろうという開発者の意気込みなんじゃないかなと思います。
旧型の中古が11万円台で出ています。
発売から7年間ほどNikonの標準ズームレンズのフラッグシップをはっていたレンズですから、新型が出たとはいえこのレンズの良さは変わりません。
新型のVR(手ぶれ補正)機能は確かに魅力的ですが、あくまで手ぶれを抑える機能なので被写体ぶれには対応できません。
手ぶれ補正はあるに越したことはありませんので、予算が許すのであれば新型でもよいと思います。
僕はVR機能と少々の画質向上に差額を出そうという気持ちにならなかったので旧型のレンズを選びました。
写真家の三井昌志さんとの撮影ツアーに参加したときは9割くらいの写真をNIKKOR 24-70mm f/2.8で撮影しました。
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