一週間ほどの旅行に出るときに衣類をどれくらい持っていくか悩むことがありますよね。
バックパッカー初心者の頃は無意味に一週間分くらいの洋服を持ち歩いていて、これは持ち運ぶ労力と帰った後の洗濯が大変でした。
ここ最近は旅行中に洗濯するということを覚えたので、持っていく衣類の数を最低限にすることができています。
目次
旅行中の洗濯にあると便利な道具たち
折り畳みバケツ

ゲストハウスに洗面器やバケツがないことが多いのでバケツを持っていくと洗濯がはかどります。
洗面所で洗濯できないこともないですが、共用スペースだと誰かが歯を磨いた後とかにそこで衣類を洗うのは気が引けるのです。
水が溜まれば何でもいいと思いますが、僕は大好きなブランドのスノーピークの折り畳みバケツです。
なんと通常の折り畳みバケツの3倍の値段ですが耐久性と信頼性、そしてスノーピークが好きなのでこちらを使っています。
洗剤と洗濯板

洗剤は衣類の汚れや汗のにおいを落とすためにあった方が良いでしょう。
旅行中は基本的に毎日か一日おきに洗濯するため、一回に使う洗剤は少なくて良いと思います。
この小分けの洗剤は袋を開けた後でもねじっておけば中身がこぼれませんし、入れ物にジップがついているためこぼれてしまってもバックパックの中に出ることはないです。
Amazonで取り扱いがあったりなかったりなので、こちらで代用することもあります。(H31.1/19追記)
洗濯板があれば頑固な汚れを落とすことができます。
例えばトレッキング後の泥だらけになったズボンの裾や靴下などに力を発揮してくれます。
ただの柔らかいプラスチック板なのでバックパックの中でかさばることはありません。
アウトドアで汚れなければあまり活躍の機会はありませんが、僕は念のため持っていきます。
折り畳みハンガー

このハンガーは小さく折りたためるのでおススメです。
広げると普通のハンガーとして使用できて折りたたむと細いスマホくらいのサイズになります。
洗濯機を使用しない洗濯スタイルだと自分で脱水を行う必要があり、濡れた衣類を絞ってバサバサとはたいて水分を飛ばしてからハンガーにかけます。
衣類は手で絞ると洗濯機の脱水時よりダメージを受けるような気がしますが、これは仕方ないと割り切るしかないです。
僕はアウトドアブランドから出ている化学繊維などの乾きやすい素材の服を持っていきます。
ヒモと洗濯ばさみ

こいつがあればどこにでも洗濯物を干すことができるようになります。
荷造り用のビニールヒモの両端に洗濯ばさみを結んだだけのシンプルな道具で、これを8本くらい用意して持っていきます。
靴下、パンツ、ズボンはこのヒモと洗濯ばさみで干しています。
家にあるヒモを使えば製作費も100円くらいでできるでしょう。
衣類は3日分あれば十分だった

天気が悪かったり移動が重なったりして洗濯ができない場合があり、それに備えて約3日分の衣類を用意しています。
持っていく洋服は自分の旅行のプランによって決まります。
確かにアウトドアブランドの服は丈夫で乾きやすいのですが、そこそこのレストランで食事したりといったシーンではやや浮いてしまうデザインのものが多いです。
そのため僕はトレッキングパンツ以外のボトムスを一つ、襟付きのシャツを一枚、サンダル以外の靴を1足持っていくようにしています。
節約旅行なので高い施設を利用することはないのですが、念のため幅広いシーンに対応できるよう備えています。
サアラ・デ・ラ・シエラの美しい景観のホテルも、バックパッカーの手にかかってしまえばこのように洗濯物を干されてしまうのです。
真ん中に干してあるパンツは不快感を与えるといけないのでPhotoshopでモザイクをかけましたが、なんだが怪しい感じになってしまった…(;゚Д゚)
究極の洗濯スタイルはアジアの田舎にある?

これは完全な余談ですがインドでは川で洗濯をして、脱水は石に洗濯物を打ち付けて、乾燥は洗濯物を地面へ広げて行います。
自然にあるものを利用してできる究極にシンプルなスタイルの洗濯です。
大東亜戦争前後までは日本も川で洗濯をしていたそうです。
僕はこの領域には行けそうにないですが頭の片隅にこういうスタイルがあるのかと認識しておくことで、いざという時のセーフティーネットになるのではないかと思います(笑)
旅行中に自分で洗濯することで荷物を軽くして快適に、そしてシンプルなスタイルで旅してみるのはいかがでしょうか。
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