アップルミュージックを導入してから音楽漬けの日々を過ごしています。
ワイヤレス&ノイズキャンセリングヘッドフォンのおかげで外を移動するときは音楽を存分に楽しめるようになりましたが、他のシーンでも音楽を楽しみたいという思いからUltimate Ears WS900を買うことにしました。
春過ぎのキャンプシーズンまで待っても良かったのですが、まあ善は急げということでやってしまいました(`・ω・´)
スペックの紹介

Ultimate Earsはカスタムインイヤーモニターが有名なブランドで、そのシェアは80%といわれています。
多くのミュージシャンや音楽ファン達から支持を受けているブランドなので、音質に関しては信頼できると思います。
- スペック
- 音楽を愛するために – カスタムインイヤーイヤホンでお馴染みのUEのエンジニアが、音を楽しむために設計したBluetooth スピーカー
- 高音質:世界中のトップミュージシャン/パフォーマーが支持する、バランスのとれた透き通るようなUltimate EarsサウンドをBluetoothスピーカーでも実現
- 360°サウンド:直径8.3cm 高さ22.6cmの円筒から繰り出す、力強いビート、360°に展開する重厚な低音。最大サウンドレベル: 90dBA。周波数範囲: 65Hz~20kHz。
- 20時間の連続再生:最大20時間の連続再生が可能な充電式リチウムイオンバッテリー内蔵
- 最長30mの、信頼性の高いワイヤレス通信範囲を実現
- 3.5mmオーディオ出力に対応する、スマートフォン、タブレット、およびその他のデバイスで使用可能
- アプリの「PartyUp」機能で、UEのBOOM, BOOM 2, MEGABOOMを50台以上ペアリングして、同時再生が可能
僕のこのスピーカーの活用方法はキッチンで料理をしている時や(節約のため基本は自炊)、お風呂や洗面所にいる時に音楽を楽しむということです。
後はキャンプやバーベキューの時に外に持ち出したいですね。
開封&外観

プラスチックのケースが製品がプリントされた厚手の紙に包まれています。
上下のテープをはがしてスライドさせるとプラスチックケースが出てきます。

ここのツメを持ってケースを開けます。

本体が収納されている底に箱が入っており充電器やUSBケーブルなどが収納されていました。
充電器とUSBケーブルはすでに持っており、付属のものはデザインがポップすぎるので使わないでそのままにしてあります。

電源を入れると『スゥーー、タカタン!』とジャンべのような音が割と大きく鳴ります。
この音量は調整できないようで最初はビックリしました(笑)
アプリの設定から簡単に消せました。誤情報すみませぬ!(汗
電源を切ると『ダム、ダム』と低い打楽器の音がしてから電源が切れます。
電源が入っていてスマホとペアリングしている状態で本体を持ち上げて上からたたくと曲がスタートします。
2回連続でたたくと曲をスキップしてくれます。
この機能がスマホから離れた場所で地味に役に立ちます。

ここにカラビナやストラップをつけることができます。
ネジを外せばカメラ用のミニ三脚に載せることも可能です。
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ネジを取ってカバーごと外すことも可能ですが、水回りで使用するときはこのカバーは外さないほうが良いでしょう。
カバーの下には外部入力端子とUSBの差込口があります。
音質について

僕の感じたWS900の音質は屋外仕様の元気な音といった感想です。
最初に試聴したときに驚いたのは、打楽器と低音楽器の再現性がこのサイズからは考えられないほど良いということでした。
音を前に押し出す傾向が強いスピーカーで、まさに屋外で使うにはもってこいの音質だなと思いました。
ワイヤレスでしか接続していませんが一昔前のBluetoothのように音像がぼやけてしまうような印象はなく、とても明瞭な音を聴かせてくれます。
ブックシェルフスピーカーのようにウーファーとツイーターが分かれていない設計なのに、ここまで高音から低音までを分離させる技術はさすがです。
最近のBluetoothの音質は進化していて有線接続との音質差はほとんど感じなくなっています。
僕はこのスピーカーを買う前にヘッドフォンをワイヤレスに切り替えています。
実際にワイヤレス(Bluetoothの音質)の快適さを体感するとAppleがiPhone7のイヤホンジャックを無くした判断は納得できます。
このスピーカーをネガティブに表現するとコンプレッサーを強くかけすぎた音のように元気すぎて繊細さに欠けているとも言えますが、WS900を使うシーンを考えるとこの音作りの傾向は正解なのではないかと思います。
音質はドンシャリ傾向と言ってしまえばそうですが、総合的に見て音楽を楽しむには十分な機能と音質が備えられたポータブルスピーカーではないかと思います。
これのワンサイズ小さい機種も音質はかなり頑張っていますが低音の質感はボディのサイズで限界が決められてしまうので、低音や打楽器の再生には大きいサイズのWS900の方が有利になります。
ボディが小さいギターに低音を期待するのが間違いなように、ボディが小さいスピーカーも低音は出ません。
携帯性はやや犠牲になりますが、低音や打楽器をリアルに再生したいのであれば大きいサイズのWS900を選んだほうが幸せになれると思います。
防水ということで水攻めしてみた

WS900の防水性能を試すべく自宅の洗面所に水をためてさっそく水攻めしてみました。


お…?浮かんでいるのか?

どうやらこのスピーカーは水に入れると浮く傾向にあることが判明しました。
まあそんな使い方するかはわかりませんが、これは海や川の中で使っている時に誤って転落させたときに探しやすくて良いですね。
ブログ用の写真を撮影するために水攻めしましたが、僕はシャワーを浴びる時にお風呂場で使っていて問題なく音楽を再生できています。

浸水後はスピーカーを覆っている繊維の間に水が入り込んでいるため、周りの水をふき取っても少し水が出てきます。
普段は密閉されたケースで保管している場合は、水で濡らした後すぐにケースに入れずに一度乾燥させてからの方がカビが生えたりしなくて良いと思います。
他のBluetoothスピーカーの上位機種とWS900比較

最後に僕が他のBluetoothスピーカーの上位機種と比較してWS900を選んだ理由を少し書いてみます。
僕が検討していた他のBluetoothスピーカーはこれです。
音質に関してはどのブランドもかなり良い印象でどれを選んでも満足できるレベルなのではないかと思います。
僕にとってWS900の最大の利点はIPX7の防水機能と耐久性、アプリの「PartyUp」機能で、UEのBOOM, BOOM 2, MEGABOOMを50台以上ペアリングして同時再生が可能という部分でした。
このスピーカーを購入してからすぐキャンプのメンバーに、ワイヤレススピーカーを買うならUltimate Earsにしてほしい!と頼んであります(笑)
屋外でUltimate Earsのスピーカーを何台かペアリングして、交代でDJをやりながらキャンプ飯を囲んだらすごく良いだろうなと妄想が膨らみます!
Bose SoundLinkは防水機能がなく水回りや屋外で使った時の耐久性が心配だったこと、正面だけに音を送り出す構造が自分の用途にマッチしませんでした。
JBL XTREMEはかなりいい線をいっていましたが、防水機能がIPX5でスピーカーのペアリングは2台までということ、その他の全体的なスペックを見てもバッテリーの持ちや保証期間や拡張性を考えるとUltimate Ears WS900が良いと思いました。
Bluetoothスピーカー選びの何かの参考になれば幸いです(^^)
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