僕が使用しているiPadのセルラーモデルは、シェアSIMを使って月額200円でモバイル通信を行っています。
昔は大手3社の高額な通信プランしかありませんでしたが、今やSIMフリーという概念が当たり前になって、通信会社の選択肢が広がり価格も大幅に下がりました。
家電量販店に行くと格安スマホや格安通信会社のスぺ―スが日に日に拡大していって、通信大手3社のスペースがどんどん縮小されているのがわかります。
SIMフリーのデバイスであれば、様々な通信会社から自分に合ったものを見つけることができるため家計の見直しにも繋がります。
目次
メインSIMの通信料を分け合えるシェアSIMという選択
僕はビッグローブという通信会社のシェアSIMを利用しています。
http://join.biglobe.ne.jp/mobile/service/share_sim.html
シェアSIMとはメインで契約しているSIMカードの通信容量から、シェアSIMを使って他のデバイスに分け与えることができるサービスです。
そうするとメインSIMの通信容量を使用できますので、シェアSIMの管理費だけの値段でモバイル通信ができるようになります。
このシェアSIMの良いところは様々なケースに合わせたプランを選択できるというところにあります。
家族のスマホに通信料を分けたい場合には、音声通話付きのシェアSIMを選択することも可能です。

僕の場合はiPad Proのセルラーモデルに使用するので、データプランのみの月額200円のシェアSIMにしました。
ビッグローブのシェアSIMは初期手数料が3,394円かかりますが、シェアSIMの管理費の月額200円だけでiPadの通信が行えるようになります。
僕がiPhoneに使用している音声通話付きのメインSIMの料金が6GBのプランが1,950円で、iPadに使用しているデータ通信のみのシェアSIMの料金が200円です。
シェアSIMという仕組みを使えば、iPhoneとiPad Proの通信料を税込みの合計で2,322円でまかなうことができます。
大手3社でもiPad Proを購入できますが、正直言って魅力的なサービスとは言えません。
セットで契約しなければならない通信プランが高すぎるし様々な縛りがあるので、アップルから直接iPadのセルラーモデルを購入してシェアSIMで運用する方が安いし使いやすいというのが現状だと思います。
僕にとってiPadのシェアSIMの必要性

僕はiPad Proを活用しながら日々のスキマ時間を利用してブログを書いています。
大容量の写真のダウンロードやアップロードをモバイルデータ通信で積極的にやらなければ、メインSIMが入ったiPhoneと合わせて月6GBの範囲内に余裕で収まります。
iPadのモバイル通信が常に行えるメリットは色々あるのですが、僕が良かったと感じている点はスケジュールやタスク管理のアプリケーションやEvernoteがすぐにiPhoneと同期できることです。
あとはちょっとした調べ物がどこにいても行えるということです。
iPadには画面を分割して2つのアプリを同時に起動させられる機能があるので、調べ物をしながら文章を書くという作業がはかどりますね。
iPadの通信はSIMでなければダメなのか
Wi-Fiやテザリングをうまく使ってタブレットを運用している方はそれでよいと思うのですが、僕は以下の理由からiPadにSIMカードを入れて運用したいのです。
モバイルWi-Fiではダメ?
動画などの容量の大きいものをモバイル環境で楽しみたいのであればモバイルWi-Fiを契約しても良いのですが、ブログを更新するくらいの使い方でモバイルWi-Fiはオーバースペックです。
モバイルWi-Fiは月額4,000前後の出費になりますし、充電して管理する端末が増えるので、それも導入を見送ったポイントです。
スマホからテザリングではダメ?
iPhoneからのテザリングでiPadの通信環境を作ることもできますが、テザリングを起動させるのは面倒なのです。
例えば電車の中でiPadの通信を使用するときに、iPhoneのテザリングをオンにしてから使いはじめなければなりません。
そしてテザリングを起動させているとiPhoneの電池を消費するため、使い終わったらこまめにテザリングをオフにします。
電車の乗り換えなど急な移動を要する環境では、いちいちテザリングのオン・オフをすることがとても煩わしいと思います。
テザリングを消し忘れてそのまま放置ということになりかねません。
iPhoneでApple Pay、Suica、音声通話を使用するので、iPhoneの電池は温存しておきたいのです。
シェアSIMなら家族の通信費も安くなる

iPadのシェアSIMでのモバイル通信について話しましたが、このシェアSIMの仕組みを利用すれば家族の通信費を大幅に抑えることができるようになります。
音声通話のシェアSIMの月額の維持費は900円かかりますが、通信費は母体のSIMから使うことができてMNP(他社からの番号の移動)も可能です。
上の図のプランだとお父さんが30GBのメインSIMを持って、その通信料をシェアSIMで家族に分け与えています。
30GBの通信料を家族で共有するので、シェアSIMの管理費を払えばお父さん以外(メインSIM)の通信費はかかりません。
30GBの音声通話付きのSIMが月額7,250、家族のシェアSIMが2,700円(900円×3人)で税込みの合計が10,746円となります。
一昔前の一人前の月額携帯電話料金ですね(;゚Д゚)
30GBより通信容量の低いプランにすればさらなる節約が望めます。
シェアSIMの注意点
家族の誰かがモバイル通信をガンガンやって30GBを突破すると、家族全員が通信制限を受けるハメになるので、そのあたりの教育も必要になってくるかと思われます。
あとは電話回線を使った通話料金はダイレクトに料金に反映されるので、料金を安く抑えたいのであればラインなどのインターネット回線での音声通話を使うということの徹底が必要になります。
まとめ
iPadのセルラーモデルはシェアSIMで運用するとお得に使えます。
シェアSIMの用途は様々でプランや使い方によっては家族の通信料を安くすることも可能です。
安くて快適なモバイル通信ライフの参考になれば幸いです♪
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