音楽好きを拗らせてアイルランドまで行ってしまった僕ですが、今回はアイルランドの音楽が好きでダブリンに来たのであれば必ず訪れるべき場所について紹介します。
まあ必ず訪れるべきとか大袈裟なことを言ってますが、有名な観光地になっているのでダブリンを普通に観光していたら行くことになると思われます。笑
前回の記事はダブリンの無料の観光資源について書きました。
テンプルバーとは?
アイルランドのダブリンにあるアイリッシュパブやお店が集中したエリアのことをテンプルバーエリアと言い、今回紹介するのはその中でも特に有名なテンプルバー(The Temple Bar)という老舗のアイリッシュパブです。
赤い壁とと黒の看板が特徴のこのテンプルバーは1840年に創業された歴史のあるアイリッシュパブです。
作家のジェイムズ・ジョイスの作品の中にも登場する場所として古くから多くの人々に親しまれている場所のようです。

テンプルバーの音楽について

テンプルバーでは毎日音楽の生演奏が行われます。
奥に小さなステージが用意されていて、1〜3人の編成で演奏が行われます。
昼と夜に一回ずつ演奏があって登場するメンバーもその都度変わります。

ここに4日連続して通った僕の意見としては、週末に近くなるにつれて演奏者のレベルが高くなります。
多くの人が次の日が休みの金曜日と土曜日の夜は大いに盛り上がります!

やはりアイリッシュパブで音楽を聴くのであればギネスビールが欠かせません。
テンプルバーのギネスは7ユーロちょいするのでアイルランドで一番高いと言われていますが、演奏されている音楽や店の雰囲気にお金を払っていると思えば仕方ないです。
ギネスビールは時間が経っても日本のビールほど味が落ちない気がするので、ギネスビールを注文してゆっくり飲めばワンドリンクでライブが楽しめます。
あとでライブの動画を紹介しますが、驚くべきことにライブ代のチャージが発生しないのです。
テンプルバーだけではなくてアイルランドの多くのパブでそういうシステムになっているのですが、飲み物のオーダーだけで生演奏が楽しめるようになっています。
まさにアイリッシュミュージックが好きな人間にとっては最高の環境なのです。

ギネスビール以外ではウィスキーの種類が豊富にあります。
ダブリンにシングルモルトの蒸留所があるJamesonは中心に2本ありますね。
近年では若者にウィスキーなどのハードリカーは好まれないようで、ワインの消費が伸びているのだとか。

ビール飲みながらライブが見られるというのは控えめに言っても最高です。
日本にもテンプルバーできないかなぁ…。
華金のテンプルバーの雰囲気をどうぞ
次の日が土曜日で仕事が休みなのかわかりませんが、皆さんいい感じにアルコールが入っていて会場の雰囲気がとても良かったです。
足の踏場がないくらいに人で溢れかえるのですが音楽とギネスビールで一つになります。
なんでもない平日はここまで盛り上がらなかったのですが、この日の出演者の演奏レベル高すぎです。
これギネスビール飲みながらタダで聴いていいのかって驚きますよね…。
軽快でメロディアスな曲が徐々に加速して行って、最後は火花が散るんじゃないかというくらいのテンポでの早弾きになります。
超テクニカルなフィドル(バイオリン)に注目してぜひ動画を見てみてくださいね。
この動画はiPhone7で撮影しました。
薄暗いパブなのですが高画質で撮れていますし、音質もそこまで悪くない…いや、むしろスマホのマイクでこんなに高音質なのかと驚きました。
僕が持っている一眼レフのNikon D750はHD動画ですが、iPhone7は4K動画が撮影できます。
レンズを除いて考えた動画の性能だけで言えば、iPhone7が一眼レフを負かしているのです。
おそるべしスマホの進化…。
僕が次回テンプルバーに行くならば

次回ダブリンのテンプルバーに行く機会があれば、週末の夜の演奏を狙って行くと思います。
会場の熱気、演奏者のレベルは金曜日と土曜日の夜が高いので、あの感動をもう一度味わいに行きたいですね。
あとは調子に乗ってギネスビールを頼みすぎないようにします。笑
何かの参考になれば幸いです。
ではまた。
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