ジャイサルメールの街を拠点にしてキャメルサファリに行ってきました。
キャメルサファリの予約はジャイサルメールの日本人宿、東京パレスホテルから行ってもらいました。
他の旅行者たちの話によると「近くのクーリー村からのキャメルサファリの方が価格も安くて綺麗な砂漠に行けるよ。」とのことでしたが、この時はその言葉の意味を知る由もありません。
事前のリサーチ不足もあり、とりあえずラクダに乗って砂漠に行ければ良いかなと思っていました。
砂漠に質があるということを知らない僕は、とりあえずラクダに乗って砂漠に出ればこんな感じの景色が広がっているものだと思い込んでいました。

砂丘のうねりを望遠レンズで切り取るぞー!と意気込んでいたのですが…、結果は後半で!
何事も理想と現実が乖離しているようなことが多々あるので、事前に情報を収集する手間を惜しんではいけないなと思った体験でもありました。まあ、当初の目的は達成されたし全体的には60点くらいの合格点だったので良しとしましょう。
いざ、砂漠へ出発!

キャメルサファリの値段は覚えていませんが、集合場所から車で1時間ほどの場所からスタートします。水や食料はサファリの料金に含まれているので、水が無くなってもガイドに言えば新しいボトルをくれます。
インドはこんな場所にも野良牛がいるのです。

カメラバッグがでかすぎるのでサブバッグにレンズを移動させて、マンフロットの三脚はケースに入れてラクダの鞍にぶら下げます。
ラクダの乗り心地はというと、そんなに良いものではありません。
岩の上などを歩かれるともろに下から突き上げる衝撃が伝わってくるような感じで、体幹の筋力トレーニングにはとても良いなと思いました。笑
何事も気持ちが大事ですから、砂漠でラクダに乗った体験に価値があると思いましょう。

こんな感じでラクダを連結して一列になり、1時間ほど砂漠を進んでいきます。

本日のお宿。
砂漠の夜は寒いので軽量ダウンジャケットは必須です。ガイドに言えばブランケットを追加でくれます。

到着したらチャイを飲みながら休憩しました。
夕食と翌日の朝食はインドのキャンプ飯です。まあカレーなのですが。
キャメルサファリの食事

キャメルサファリの食事は砂漠で作ったカレーを手で食べるような感じになります。
少し砂が混じっていたりもしますが、ツアー参加者と砂漠で焚き火を囲んでの食事はなかなか良いものでした。


朝食はチャイとゆで卵とパンでした。
砂漠の撮れ高は…?

ニコンの大三元と三脚を持っていったわけですが、冒頭にも言った通り撮れ高的には今ひとつといったところでしょうか。
砂漠に草(サボテン?)が多く、いわゆる砂漠のイメージ写真が取りにくかったり、街が近くにあって光害で星が見えにくく風力発電の風車も気になるなど写真を撮影するには嬉しくない要素がぽちぽちあります。
ジャイサルメールで会った旅行者がクーリー村のキャメルサファリを勧めた理由はこういうことだったのねと感じました。
参考までにキャメルサファリで撮影した砂漠らしい写真を載せておきます。



2018年1月はスーパームーンだったらしく月が大きかったのが印象的でした。


望遠レンズで部分的に抜き取れば砂漠感がアップします。

マジックアワーの海や砂漠はシルエットの表現がカッコ良くなります。
砂漠で朝食を済ませた後にスタート地点まで戻って、そこからホテルまで車で戻ります。
そんな感じでキャメルサファリを終えたのでした。
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