前回はフッカーバレートラックを歩き終えてからプカキ湖周辺のキャンプ場で車中泊をしました。
キャンプ場からは満点の星空を撮影することができました。
今日はプカキ湖からロブロイ氷河に行ってトレッキングしてからハウェア湖にあるゲストハウスに宿泊します。

移動距離がやや長いですけれど、ニュージーランドに来たという高揚感でなんとかやっていけそうです。
ロブロイ氷河の登山道までのアクセスが割と大変

ロブロイ氷河まで到達の1時間ほどは未舗装の道をひたすら進むことになります。
ニュージーランドで車を運転するのは日本より簡単ですが、この場所に関しては注意が必要かもしれません。
砂利道でタイヤのグリップが効きにくいので、ハンドルを急に切らないこと、スピードを出し過ぎないこと、急ブレーキを避けることに注意してください。
牛や羊の放牧をしているので横から飛び出してくる動物にも注意が必要です。

ちょっとした川も何度か渡ることになるので、車高の低い車やコンパクトカーだと心もとないかな…。
カローラスポーツで行くことができたので同クラスの車であれば大丈夫だと思いますが、雨で増水していたらSUVなんかの方が安心ですね。

ロブロイ氷河のゴール地点が見えます。
あの山の氷河の麓に行くのが楽しみです。

未舗装の道路を抜けてトレッキングコースのスタート地点が見えてきました。

未舗装の道を抜けた後は砂埃で車が半端じゃなく汚くなりますけど、あまり細かいことは気にしないのがニュージースタイル。
トレッキング開始!

ここは相当山奥の方で売店など一切ありませんので水や食料は事前調達です。
登山口は駐車場とトイレ以外に何もない簡素な所です。

羊が草を食んでいます。
羊の可愛さですでに異国のトレッキングコースを歩いているという喜びを感じます。

つり橋を渡って森の中へ。

青みがかった川の色。
ニュージーランドは水の様々な青を教えてくれるのでした。


日本の登山道では見られない植物たち。
民家や道路が遠く離れており人が少ないコースなので森の香りがとても良いのです。
時折立ち止まって、深呼吸して、自然のエネルギーに満ちた空気で自分の肺の容量を満たします。

きついアップダウンもなくサクサク歩けます。
ゴールが近づいてきました!
ゴール地点は下から見上げる氷河の絶景!

ゴールは花の群生と氷河の組み合わせが待っていました。
広角レンズを担いで来て良かったー!

カメラの機材でバックパックが重いので体力の消耗を避けるために一応トレッキングポールを持ってきました。

不思議な植物。


氷河が溶けて川になり、それが湖や海に流れます。
時折静寂な空間に氷河が崩落する音が聞こえてきて、それがなんとも言えない自然の偉大さを感じさせるのでした。
難易度やロケーション的に当たり前かもしれませんが、前日に歩いたフッカーバレートラックよりさらに良かったです。
正直なところあまり期待していなかったけど…
ニュージーランドに旅立つ前にロブロイ氷河のトレッキングコースをウェブ検索で軽く調べてみたのですが、あまり魅力的に感じませんでしたし、絶賛している人もそれほどいないように思いました。
しかし実際にこのコースを歩いてみると、フッカーバレートラック以上にニュージーランドの自然を体感できたと思います。
ロブロイ氷河を調べてこのブログに飛んで来た人に伝えたいことは、アクセスは少し大変だけれどロブロイ氷河は間違いなくオススメのトレッキングコースだということです。
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