GITZO トラベラー レビュー

実は一年ほど前から身分不相応なジッツオの三脚を使用しているのですが、今回改めてそのレビューを書いてみたいと思います。

太古の昔から三脚は妥協せず良いものを買えてという言い伝えがあってその鉄則を守ってきたつもりでしたが、僕自身3回も三脚をアップデートのために買い換えるハメになってしまいました。

三脚をはじめとしてあらゆるものを選ぶ上での「良い」という言葉は主観的なもので、何か具体的な数値を表すわけではありません。

値段が高いから、無理して頑張って買ったから良い三脚というわけではなく自分の用途に合った三脚を選ばないと、僕のように何度も三脚を買い換えることになるのです(その当時は色々考えて買ったつもりだったのに…)。

まあ簡単にこの記事の概要を申し上げますとD750と大三元レンズで風景写真を撮影するときにジッツオの三脚を使用するとブレがなくなったというお話です。

僕の今までの三脚歴はマンフロットのBefreeの記事をご覧ください。

Manfrotto コンパクト三脚 Befree カーボンファイバー レビュー

2016年12月23日

過去の自分はまあ呑気なことを書いていますが魔が差して結局ジッツオを買ってしまうという…カメラの世界は怖い。笑

今回は前置きが長めなのでジッツオのレビューが見たい方は目次からすっ飛ばしてくださいませ。

僕の後悔の記録を公開…

僕が今まで経験してきた三脚撮影での失敗作をこっそり公開です(そんな大したものではありませんが…)。

こちらはスペイン、グラナダのサンミゲル展望台からD750+70-200mm f/4で撮影したアルハンブラ宮殿です。

スマホだとほとんどわからないと思いますが見事にブレてます。

こちらは上の写真の中心部分を拡大したものです。

カメラとレンズの重みに耐えきれず三脚の雲台がジワジワと動いてしまったようです(街灯の光源が垂れ下がったようになってますね…)。

ミラーショックを抑えるためにレリーズを使用してミラーアップもしたのですが、やはりカメラとレンズの重量が重いとブレやすくなります。

お次はインド、ジャイサルメールのフォートをD750+70-200mm f/2.8で撮影した写真です。

こちらも一見ブレてなさそうに見えますが…

はい、見事にブレております。

帰ってきてからこれらの画像を見たときはショックでしたね…。

展望台って宿からすごく遠くにあるし、マジックアワーのために時間を調整して、せっかく重い荷物を担いで撮影してきたのに、写真をMacbook Proで確認してみるとブレている。冷や汗が吹き出て膝から崩れ落ちそうになる出来事でした。笑

奇跡的に使えるカットが数枚あったので報われましたが、基本的に二度と同じ瞬間は来ないし失敗した写真はどうにもならないのです。

プロ写真家の誰かが言っていた「3年間追いかけていた動物の写真をやっと撮影できたとして、その写真に写っている動物の目が閉じていたら売り物にならないですよ。」という言葉が脳裏をよぎります(風景写真でいうブレも同じですね)。

Befreeの三脚は耐荷重が4kgなのでD750と大三元レンズのどの組み合わせでも大丈夫なはずですが、三脚の耐荷重をあてにしてはいけないということを後になって知るのでした。

バシッと決まるとこんな感じです。

この時は3回に1回くらいはブレていない写真が撮れるような状況でした。

耐荷重が低い三脚だと少し風に煽られただけでもブレてしまったりするので、貴重なマジックアワーのカットを逃してしまうという可能性もあるのです。

あとはタイムラプスを撮影するときにブレてしまうとカッコ悪い仕上がりになってしまうので、その点も改善したいなと思う部分でした。

マンフロットのBefreeはとても良い三脚なのですが、一眼レフと大三元レンズの組み合わせはダメではないけど厳しいことがあるという感じです。

そこでジッツオのトラベラーの導入!

僕が選択したのはジッツオのトラベラー2型4段のモデルです。

スペックは公式サイトから以下の通り。

本体重量が1.84kgとやや重くなりますが、耐荷重が12kgまでと大幅に上がります。

ジッツオの三脚はスペックがすごいのはもちろんなのですが、世界で一番美しい三脚と言っても過言ではないくらい佇まいが素晴らしいのです。

センターポールを上まで伸ばして脚を逆側に折り曲げればコンパクトに収納することも可能です。

雲台のクランプはアルカスイス互換なのでピークデザインのカメラクリップのベースプレートで固定できます。

自由な撮影スタイルを手に入れる Peak Design まとめ

2016年8月20日

以前使用していた三脚のボール雲台は構図を決めた後にカメラの重みで少し動いていたのでそれを計算して構図を決める必要がありましたが、ジッツオのボール雲台はカチッと固定されます。

このフリクションダイヤルを回せばボール雲台の動きを硬くすることも滑らかにすることも自在です。

フリクションダイヤルを絞ってボールの動きをコントロールして、最後に外側のダイヤルを閉めると構図がズレることはありません。

パン(横回転を解放する)ダイヤルも付属しているので使い勝手がとても良くなりました。

ジッツオの三脚はダイヤルやボール雲台の動きも素晴らしく滑らかなのです。

脚のロックはまとめて握ってグッとひねれば瞬時に伸ばすことが可能です。

クランプ式で脚を伸ばすよりも圧倒的に早い気がします。

金属とカーボンの組み合わせがグッときますね…。

ジッツオは被写体としても成立してしまう美しい三脚なのです。

三脚を変えて写真は変わったのか?

三脚を変えて僕の写真が変わったかどうかはわかりませんが、三脚に対して不満を抱くことがなくなったということは事実です。

写真がブレなくなったことや構図が作りやすくなった実感はあるので、きっと写真も変わったのだろうと思います。

三脚設置の時間が短くなったこともメリットの一つですね。

以下ジッツオの三脚を使用して撮影した作例をどうぞ。

上はバガンの展望からの一枚です。作例のイマイチさは置いておいてD750+70-200mm f/2.8を乗せてもビクともしないのは凄いです。

印象に深く残っている写真、大きくプリントして飾りたいと思う写真は三脚を使用して撮影したものが多い気がします。

初心者の頃は三脚なんてカメラを支えられれば良いでしょなんて思っていたのですが、その先には三脚の奥深い世界が待ち受けているのでした。

終わりに

三脚は良いものを買えというのは確かですが、自分の持っているカメラや三脚の用途によって適切なものを選ぶというのが正確な表現だと思います。

僕の場合はD750+大三元レンズ(特に望遠レンズ)を使用した時の長秒露光での失敗が気になったので三脚を変更する決断をしました。

かなり勇気のいる決断でしたが現在も写真を楽しみながら続けられているので結果として良かったのかなと思っています。

最近はミラーレスカメラが普及してきたので軽量コンパクトな三脚の選択肢も増えてきましたので、より細かく自分のニーズにあった三脚を探すことが容易になってきたと思います。

何かの参考になれば幸いです。

ではまた!

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