2019年12月8日現在でApple Storeからの発送が一ヶ月待ちという人気のイヤホンですが、発売と同時にポチったので運良く一週間ほどで入手することができました。
まさかAppleからノイズキャンセリンが搭載された純正イヤホンが発売されるとは思っていなかったので、僕の中でこれは嬉しい誤算でした。
使用してから一ヶ月ほど経過したのでレビュー記事を書いていこうと思います。
結論から言うと値段がお高いですが大いに買い替えの価値があります(今年買って良かった物ランキングの3位以内には入る気がする!)。
目次
AirPods1世代と比較しながら外観をさらりと紹介

写真の左がAirPods Proです。
AirPodsと比較して横の面積が増大して箱も一回り大きくなっています。
多くのユーザーが言っていることですがApple製品の箱を開ける瞬間はなんともいえないワクワク感がありますね。

AirPodsは耳からうどんが出ているみたいだとディスられていましたが、今回のAirPods Proはうどん感が軽減されています(確かに今までのAirPodsはスタイリッシュではないと思う)。
デザインが改善されて機能が大幅にアップしたためか、今回はTwitterなどでもAirPods Proの文句を言う人が少ない気がします。

ケースの厚みはそれほど変わりません。
重さに関してもAirPodsから約10gほど重くなったくらいです。
ノイズキャンセリング機能が搭載されてバッテリー持続時間も変わらないのにこの重量で収まるのは驚異的な気がしますね。
Appleといえばお客に媚びない姿勢を貫き通しiPhoneは未だにライトニングケーブル仕様なのですが、例に漏れずこのAirPods Proもライトニングケーブル仕様となっております。
仕方がないのでUSB-Cケーブルの先に変換端子を使っております。
買って良かったこと
ほぼ文句なしです。
とりあえず褒めます。笑

ノイズキャンセリングが最高
ノイズキャンセリングは驚くほど効きが良いです。
このノイズキャンセリング機能に関してはソニーやBOSEが先行しているのでその2社には敵わないのではないかと思っていましたが、同等かそれ以上のノイズキャンセリング機能があるように思います。
ソニーやBOSEはノイズキャンセリングの効きを調整できる機能があったりするのですが、正直なところノイズキャンセリングがしっかり効いていれば何でも良いので、耳の中に入れるだけでノイズを最適化してくれるAirPods Proの方が僕的に好みです。
ヘッドフォンと比較してもノイズキャンセリング機能が劣っているとは感じませんし、むしろこのサイズでいつでも周辺の騒音をカットしてくれるということがありがたいですね。
音質が大幅に改善している
AirPodsは全く遮音性がなかったので街中や乗り物で聴ける音楽のジャンルが限られていました(いわゆるポップス、歌もの系)。
AirPodsを使って音楽を聴いているとはいえども、騒音がある環境だと音楽を分析的に聴くということは難しく、歌のメロディーを聴くといった感じだったと思います。
AirPodsだとジャズやクラシックなど繊細な音楽やAmazonのオーディブルは騒音がある環境だと何の音が流れているのか分からなくなる時があります(音量を上げすぎても音漏れが周りに迷惑ですし耳に悪いです)。
それがAirPods Proだと高音から低音までバランス良く音楽が聴こえてくるのです。
乗り物に乗りながらでも音楽のベースラインがしっかりと聞こえるのは感動的。
オーディブルの朗読を聴くのも集中力が途切れなくて良いです。
イヤホン自体の音質が大幅に改善したというよりもノイズキャンセリング機能のおかげで繊細な音が聴き取れるようになったとい表現の方が正確かもしれませんね。
Apple製品との連携が素晴らしい
僕もApple信者のはしくれなのでMacBook、iPad、iPhoneなどを使っています。
AirPods Proはそれらのツールとストレスなく連携できるので、イヤホンから音を聴きたいデバイスにスムースに接続できます(これでさらにAppleから逃れられなくなった…)。
蓋を開けるだけでペリングが完了するのですぐに使い始めることができますし、AirPods Proの出っ張った部分を一度つまめば音楽がすぐに再生されます。
イヤホンの操作性が改善されて良かった
イヤホンの操作方法が変わって使い勝手がさらに良くなりました。
AirPodsのダブルタップからAirPods Proはつまむ動作でコマンドを出せます。
AirPodsのダブルタップは誤作動が気になっていたので、操作が変わったことは良かったと思います。
先述したAirPods Proの出っ張った部分を一度つまむという操作ですが、これが再生と一時停止。
2回つまめば曲送り、3回つまめば曲戻しです。
3秒くらいつまみ続けると外音取り込みモードになります。
ノイズキャンセリング機能がかなり強力なので電車のアナウンスを聞き逃す可能性があるので、イヤホンの出っ張りをつまむだけで外の音を取り込んでくれる機能はありがたいです。
次世代機への要望を言うならば
かなり完成度の高いイヤホンですが次世代機種への期待を込めて、重箱の隅を突いて今ひとつだと思う点を書いてみましょう。
頑丈でかっこいいケースにしてほしい

保護ケースなしでカバンの中に入れて持ち運ぶとかなり傷や汚れが目立つようになります。
じゃあ保護ケースに入れようよ!というツッコミはごもっともなのですが(笑)、保護ケースありきの丈夫さやデザインってApple的にどうなのとも思うわけです。

他のApple製品と外観を比べると安っぽいプラスチック素材が気になってしまうのです。
まあ高いですから今度は保護ケースに入れて大事にします。
バッテリー持続時間の延長
AirPods Pro単体の連続再生時間が4時間半と言われています。
日常で4時間以上連続で使用することはないのですが、僕は旅行が好きなので乗り物の長距離移動でバッテリーがもう少し持続してほしいなと思うのです。
AirPods Proを耳栓がわりにして飛行機や夜行列車やバスで良質な睡眠を確保したいと思うのですが、ガッツリ寝るにはバッテリー時間がやや足りません(4時間半のバッテリーだと飛行機で東南アジアの片道も持たないかな…)。
このサイズと軽さでノイズキャンセリング機能を搭載すること自体が凄いことだと思いますし、ないものねだりであることはわかっていますが電池の技術革新に期待しています。
お値段据え置きか安くお願いします…
冷静に考えて3万円のイヤホンは高すぎます。
やばいです。
間違って落として車に踏まれたりドブの側溝に消えたら発狂するレベルですね…。
今後もAppleからは新しい技術を使った高付加価値な商品が出てくるのでしょうけど、そろそろ財布がついていけなくなるのでここらへんで勘弁していただきたいものです。
まとめ

iPhoneユーザーの方、AirPodsに不満がある方などなど、一度は試して見る価値のあるイヤホンだと思います。
旅行にはノイズキャンセリングヘッドフォンを持って行ってましたが、この機能であればAirPods Proだけでも十分かもしれないと思ってしまうほどです。
何かの参考になれば幸いです。
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