オランジュリー美術館と凱旋門

ルーヴル美術館付近のエリアにはパリの見所が集中しているので、続けて観光すると効率よく観光できます。

早朝からルーヴル美術館に行って昼過ぎ頃に切り上げました。

ルーヴル美術館に行ってきた!

2020年2月5日

ルーヴル美術館、オランジュリー美術館、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門というふうに回っていきましょう。

オランジュリー美術館

ルーヴル美術館の後にくるとこじんまりとした感じがしますが、ここにも数々の素晴らしい作品が展示されています。

モネの晩年の傑作『睡蓮』は一見の価値があります。

睡蓮の展示室は天窓から柔らかな光が降り注ぐようになっているので、実際に庭のほとりで幻想的な睡蓮の庭を眺めているような錯覚させられます。

展示されている睡蓮が素晴らしいことはもちろんですが、それを生かすような演出もまた素晴らしいと思います。

こういう大きな作品は絶対に動かすことができないので現地でしか見ることができないですね。

オランジュリー美術館にはモネ以外にも素晴らしい作品がたくさんあります。

写真上は『ジョルジュ・スーラのグランジェット島の日曜日の午後』。

他にもポール・シャニックなど点描画の作品が多かったことが印象的でした。

コンコルド広場

もともとはルイ15世の騎馬像を置くために整備された広場でしたが、フランス革命時に騎馬像は取り除かれてギロチンが置かれていた場所です。

ルイ16世、マリー・アントワネットをはじめ1343人がこの広場で処刑されました。

まさにパリの激動の歴史を見つめてきた広場ですね。

このオベリスクは1892年にエジプトから贈られたものだそうです(やっぱりエジプトの物や文字はかっこいいな…)。

ここからシャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門まで行ってみましょう。

シャンゼリゼ通りは観光客で溢れていてどこでも見かける高級ブランドの店が並んでいます。

エトワール凱旋門

凱旋門は世界最大の門を作ろうぜとナポレオンの命令で1806年に着工しました(完成したのは30年後の1836年)。

ナポレオンは流刑になったセント・ヘレナ島で1821年に亡くなりました。

ナポレオンは凱旋門の完成を見ることなく亡くなったのですが、1840年にナポレオンの遺体がこの門をくぐることができたそうです。

凱旋門の周辺は巨大なランドスケープになっておりせわしなく車が行き交っています。

車の大きさと比較するとこの門が規格外の大きさだということがわかると思います。

門に施された躍動感のある彫刻。

凱旋門の上に登れるので行ってみましょう。

先ほど歩いてきた道のりが見えます。

手前からシャンゼリ通り、コンコルド広場、ルーヴル美術館。

パリ市内は建築の規制が厳しく高層ビルを自由に建てることができません。

凱旋門からパリ市内を見渡すと建築規制の厳しいエリアがひと目でわかります。

これには当然ながら良い面もあり悪い面もありといったところ。

良い面としては昔からの景観が守られるので美しい街並みが維持される可能性が高いということです(落書きや物乞いは多いですが…)。

京都などもそうであれば茶室の借景だった部分がマンションや商業施設に変わってしまったり、たくさんの町屋が解体されることもなかったのかもしれません。

悪い面としてはハードの自由が効かないことの様々な弊害があります。

パリ市内に高層階の建物が建てられない弊害として住宅価格やホテル代が高騰しています(住宅とホテルの供給不足ですね)。

それに伴って地価が上昇してパリ市内で受けるサービスすべての価格を底上げしています(これも良い面と悪い面の両方)。

そして建物の外観を自由に変えられないということは内装のリフォームにも限界があるということです。

古い建物をそのまま使用しなければならないのでエレベーターやエスカレータの設置が制限されることもあります(ヨーロッパの駅の多くはバリアフリーとは言い難い)。

隣の建物を壊して大きな敷地を確保したりすることもできません。

美しい街並みの維持にも様々な課題があるのです。

パリの街を見てそんなことを思ったのでした。

ナポレオンの墓がデカすぎる

最後にナポレオンのお墓をご紹介します。

ナポレオンの墓は軍事美術館の敷地内にあります。

デカすぎてもはや墓っぽくない。笑

ナポレオンが登場するまでは生まれた階級が一生固定される世界でしたが、貧乏貴族から成り上がった彼がそれまでの世界を変えました。

フランス革命による絶対王政から共和制国家への移行は庶民の歴史の始まりともいえるかもしれません。

フランス革命という時代の流れにのって皇帝まで成り上がったナポレオンですが、現代社会に彼が残した功績はとても大きなものなのだなと思いました。

ピカソ美術館と国立近代美術館 〜アートについて感じたこと〜

2020年2月13日

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