写真の楽しさを再確認できる単焦点レンズ!NIKKOR Z 50mm f/1.8 S レビュー

NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sの写りが良かったので50mmにも手を出してしまいました(Zマウントf/1.8 S単焦点レンズ沼が始まりそうで怖い…!)。

ニコンZマウントの試作段階でとんでもない光学性能を叩き出して開発チームが驚いたという逸話を持つこのレンズ。

さっそくレビューしていきたいと思います。

スペック比較

50mmレンズは個性的なラインナップが多数出ており、何と比較するか迷いましたが以前に使用していたことがあるNIKKOR 58mm f/1.4 Gと比較してみました。

商品名NIKKOR Z 50mm f/1.8 SAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
マウントZマウントFマウント
レンズ構成★9群12枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり)6群9枚(非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり)
最短撮影距離★0.4m0.58m
最大撮影倍率0.15倍0.12倍
絞り羽枚数9枚(円形絞り)9枚(円形絞り)
絞り方式電磁絞りによる自動絞り自動絞り
最小絞り⬇︎f/1.8f/1.4
最大絞りf/16f/16
フィルターサイズ62mm72mm
質量約415g★約385g

比較表を作っていて気づきましたが個性的なレンズの特徴は単純なスペックシートには出てきませんね。笑

これまでのFマウントとZマウントの比較の例と同じく非球面レンズやEDレンズの割合が増加しており、NIKKOR Z 50mm f/1.8 SはAFの静音化が図られています。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは35mm f/1.8 Sと違ってマルチフォーカス方式が採用されていません。

50mmレンズの機構だとマルチフォーカス方式を省いても画質に問題はないという判断からだと思いますが、コストダウンが図れてユーザーの幅も広がるので良いのではないでしょうか。

外観

50mm f/1.8というスペックにしては大きいと感じる方が多いと思います。

開発の方もインタビューで言っておられましたがZマウントレンズをもっと小さく設計することは可能です。

しかし、それでは既存のレンズと同じ性能のものを出すことになってしまうのでFマウントやその他のレンズでも良いわけです。

僕はZマウントレンズが高い光学性能を実現するためにこの姿形になったのだと納得したので50mmレンズが生えてきました。笑

外観で特筆するポイントは前玉に凹レンズを採用しているところです。

Zマウントの光学性能上の理由もあると思いますが、フードやフィルターをつけなくても前玉に触れにくくなるのも利点の一つだと思います。

ピーカンの屋外でフードはあった方が良いと思うのですが、僕はフードを外してコンパクトに持ち歩いています。

きっちりとした作品を残したい時はフードをつけていくと思いますが、日常であればNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sはいつでも気軽に持ち出せるレンズであってほしいなと思っています。

作例

僕にとっての50mmレンズはスナップが楽しい画角です。

f/1.8という被写界深度の薄さ、周辺減光、50mmという限られた画角が被写体を引き立ててくれます。

逆光の作例

Zマウントレンズは本当に逆光耐性が強いと思います。

嫌な感じのフレアやゴーストがほとんど出てきません。

被写体を光に透かした時の透明感が素晴らしいですね。

太陽の光芒の作例はこんな感じです。

これはf/16で太陽に向けて撮ったものですが光芒が全然伸びてきません。

こちらもf/16ですが光芒はあまり伸びませんね。

50mmの画角で太陽の光芒を伸ばした構図を積極的に撮っていくわけではないので、僕にとって大きな問題ではありません。

たまーに太陽の光芒をシャキッと伸ばしたい時がありますが、このレンズでその表現はできないので潔く諦めて他の撮影を楽しんでいます。

ボケの質感

すべて絞り開放のf/1.8で撮影したものです。

ピント面は絞り開放からトップギアの解像感です。

ボケは艶やかで透明感があります。

ニコンZの絵作りはコントラストとシャープネスが高い傾向にあります。

柔らかい表現ができるレンズと使い分けできたら最高ですね。

背景によってはボケがうるさく感じられるかもしれませんが、これはf/1.8という被写界深度や構図の問題かなとも思います。

あら探しをすれば色々出てきますがそれ以上に魅力があるレンズだと思います。

玉ボケは中心から外れると口径食の影響がみられますが、変な色付きや荒さもなく構図のアクセントに使えそうだと思いました。

スナップなど

このレンズの最大の楽しさはスナップにあると思います。

気軽に持ち出して印象に残ったものに向けてシャッターを切る。

それだけで良い気がします。

解像感が良いので少し絞れば全体がパリッとした絵になります。

艶ややかな水面。

垂れ幕の間から差し込む光。

自然光のテーブルフォトなんか最高に良いですね。

美味しかった食事の記憶が蘇ります。

横に並んだお地蔵様。

赤の階調が潰れずに良く再現されています。

汗をかいたボトルの透明感。

手持ちの夜景撮影でもZ6のボディ内手ぶれ補正のおかげでここまで写ります。

f/2.8という浅い絞りですが画像全域にわたって高い解像度を維持していると思います。

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まとめ

50mmという画角は被写体の雰囲気にグッと寄りやすいレンズだと思います。

35mmは余計なものが入らないように気をつかいますが、50mmは難しいことを考えずにパッと撮れるので普段出かけるときにはこちらのレンズを持ち出すことが多いです。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sはニコンの新次元の光学性能が気軽に楽しめる素晴らしい単焦点レンズだと思いました。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sのレビュー記事もありますのでよろしければご覧ください。

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3 件のコメント

  • はじめまして。
    NIKKOR Z 50mm f/1.8 SとNIKKOR Z 35mm f/1.8 S の購入を悩んでいます。。
    レビューを拝見させていただきましたが、より一層悩みが大きくなりました。
    カフェでの飲食写真→ポートレート→風景の順番で撮影が多いとするならば、
    どちらのレンズがオススメですか?(笑)
    ド素人的な質問でも申し訳ありません。

    • さいとう様、はじめまして。
      ブログを読んでいただきありがとうございます☺️
      35mmか50mmかの選択は悩ましい問題ですよね。
      風景メインであれば35mmをお勧めしますが、カフェでの飲食写真とポートレートが多いとのことで50mmの方が合う可能性が高いのかなと思いました。
      僕は50mmの方が被写体の雰囲気に寄った写真が撮れると感じています。
      テーブルフォトやポートレートでも被写体+周辺の情報という構図がお好きなら35mmもありかなと思います。
      ざっくりとした回答ですが参考になれば幸いです。

      • takayuki様
        たいへん難しい質問に答えていただきありがとうございます!
        もう少し悩みに悩みたいと思いますが、大変参考になりました!
        ありがとうございます!
        これからもブログ楽しみにしております!

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