いよいよイラン旅行の内容を書いていきたいと思います。
僕がイランを旅したのは2019年から2020年にかけての年末年始のことでした。
仕事を納めをして羽田空港へ!

ちゃちゃっと仕事を納めて年末年始の休暇に突入しました。
このために生きている感はあるので空港に到着するとつい嬉しくてビールが飲みたくなります。

今回利用したのは安定のカタールエアラインです。
エコノミークラスでもアメニティが充実していてモニターの質も良いです。
昔豪華なホテルに無料で泊めてくれたこともあるので、僕の中でカタールエアラインの評価はかなり高いのです(モノで釣られた…?)。

ドーハ空港で乗り継ぎです。
乗り継ぎ時間が短かったので急ぎ足でトランジットカウンターに向かいましたが、朝日が綺麗だったので足を止めてiPhoneで写真を撮りました。

ドーハからテヘランまでは3時間ほどで到着します。
いつもはドーハからヨーロッパまで飛んでいるので飛行機に乗っている時間が短く感じました。
現地で元気に過ごすためには移動時間によく寝ておくことが大切なので、僕は枕やイヤホンを使って眠りやすい環境を整えています。
エマームホメイニー空港に到着した!

まず空港に到着したらアライバルビザを取得して預け荷物を受け取ります。
アライバルビザ取得でかなり時間を取られるので、その後のスケジュールには余裕を持たせておいたほうが良いと思いました。
テヘラン空港でやるべきことはSIMカードの購入と両替です。
ドルが札束に変わった

イランの通貨リアルは公定レートと現地レートが大きく違います。
経済制裁によって外貨に対してイランの現地通貨リアルが安くなっている状態です。

僕がイランに行った時には公定レートと現地レートの差が4倍近くありました。
日本からもイランのホテルを予約できますが公定レートで計算されており価格が高いことがあるので、現地で飛び込みでホテルを予約したほうが安く済ませられると思います。
外国人にしてみれば外貨が4倍の価値になってお得な状況ですが、イラン人にとっては自国通貨が4分の1の価値になってしまったという悲しい状況です。
空港で100ドルと30ユーロを両替したら札束に変わりました。
タクシーでテヘラン中央駅に向かう

空港でタクシーを手配したら1,000,000リアルという額を提示されて思わず絶句してしまいそうになりましたが、冷静に計算してみると1,000円にも届かない金額であることが判明しました。
テヘラン中央駅には地下鉄でも行けるのですが、ここは楽してタクシーで向かうことにしました。
イランの地下鉄は10円くらいでどこまでも乗れるシステムなので、厳しい節約旅行を強いられている方は地下鉄で市内に向かうと良いと思います。
エマームホメイニー空港からテヘラン中央駅までの所要時間は1時間前後です。
テヘラン中央駅に到着!

タクシーでテヘラン中央駅までやってきました。
オブジェが出迎えてくれます。

駅の外も中も愛国心をバチバチ煽ってくるような仕様になっていますが、アメリカが嫌いで好戦的で右翼っぽい人はあまりいないんじゃないかなぁというのがイランを実際に旅した感想です。

駅周辺の写真を見ていただくとわかると思いますがイランは道にゴミが落ちてないし、落書きもなくて物乞もいません。
イランはロクでもない国だと思われがちですが、まっとうに生活を送っている人々がほとんどだと思いますよ。

カメラをぶら下げて歩いていると俺を撮ってくれと声をかけられることがあります。
このイベントはインドを旅していると多発するのですがイランでもたまにありました。笑
シーラーズに向けて出発!

日が暮れてきて列車の出発時間になりました。

車内はこんな感じで4人で一部屋をシェアします。
寝るときは壁に張り付いているベッドを引き下ろすとッドが4つできます。
僕は中国人のカップルとイラン人女性の4人で部屋をシェアしました。
中国人カップルに色々と教えてもらったのですが、イラン国内で中国人が受けられる恩恵はかなり大きいようです。
中国人はビザが無料で、中華クレジットカードでATMでリアルが引き出せるし、安くタクシーに乗れるSnapというアプリ(ウーバー的なやつ)が使えるなど、イランをスムースに旅できる環境が整っています。
なぜ中国人が優遇されているかというと各国がイランに対して経済制裁をしている中でも、中国は構わず公共事業などの支援をしてくれるからということのようです。
イランと中国の意外な関係性に驚きました。

この車両はドイツ製らしいです。
かなり暗い場所でしたが記録用としては申し分ない綺麗さで撮れています。
Nikon Z6のISO感度耐性は素晴らしい。

目覚めると景色が一変しました。

早朝にシーラーズに到着しました。
高原の澄み切った空気が気持ちが良いです。
新しい街の空気で肺を満たすと旅への期待も膨らみます。

タクシーを拾ってシーラーズの街に向かいます。
コメントを残す