ペルセポリスと周辺の遺跡に行ってきた!

シーラーズの定番であるペルセポリス遺跡まで行ってきました。

イランのペルセポリス、シリアのパルミラの遺跡、ペトラ遺跡を合わせて中東の3Pともいわれるそうです。

ペルセポリスはがっかり遺跡だといわれることがあるようですが、実際のところはどうだったのかということを周辺の遺跡と合わせてご紹介していきたいと思います。

前日はシーラーズの市内観光をしていました。

シーラーズ市内を一日で観光する!

2020年3月29日

タクシーをチャーター

この時はイランの現地通貨が安かったのでシーラーズとペルセポリスの往復で1,000円もしない価格でタクシードライバーと交渉が成立しました(往復で2時間もかかるのに安すぎ!喜)。

ペルセポリスに行くまでの途中の町(マルブダシュト)までバスで行って交通費を安くする方法もありますが、タクシーが想像以上に安かったのでバスには乗りませんでした。

ボロボロのプジョーでしたが問題なく走ります。

最新のプジョーは流線型ですが、これは恐らく20年くらい前の車体なので車のフォルムが角ばっています。

こんな感じの荒野を1時間くらい走ります。

タクシーのおじさんにまあタバコでも吸いなさいとしつこく勧められたので5年ぶりくらいにタバコを吸いました。

イラン国内でアルコールを口にすることは至難の技なので(こっそり家で飲んでいる人は意外に多い)、それ以外のタバコやコーヒーやジュースやお菓子などの嗜好品に流れる人々が多い気がします。

僕もアルコールが一切飲めなくなったらタバコを再開するかもしれないなぁと思いながら、5年ぶりのタバコをふかしながらペルセポリスの道のりを進むのでした。

周辺の遺跡

まずはペルセポリスの周辺にある遺跡から観光していきます。

ナグシェ・ロスタム

この遺跡はアケメネス朝の王墓が並んでいます。

ゾロアスター教の神殿とみられる建築物も見どころのひとつです。

イランは各地にゾロアスター教の遺跡や聖地が点在していますが、ナグシェ・ロスタムもそのうちの一つです。

イランに住んでいた人々はもともとゾロアスター教で、後にイスラム教に変わっていきます。

壁画の彫刻の造形が素晴らしいですね。

奥の遺跡は道路の横に車を停めれば見えてしまうというのが残念な柵の配置ですね…。

ナグシェ・ラジャブ

サーサーン朝初期のレリーフが見られるナグシェ・ラジャブ。

こちらはナグシェ・ロスタムよりもかなり小さい遺跡です。

この部分しか見る場所がないので10分もあれば見終わるかなという感じです。

こちらにもゾロアスター教の聖職者が描かれていたりするので、ゾロアスター教がイランに深く根ざした宗教であったことがわかります。

いよいよペルセポリスへ!

いよいよペルセポリスの紹介です。

チケットを購入してバックパックを預けてから中に入ります。

入り口の階段からスケール感が大きい。

森の辺りまでしか車で侵入できないので遺跡までは少し歩く必要があります。

階段を上がった先の入り口で出迎えてくれるのはクセルクセス門。

偶像崇拝を嫌うイスラム教徒によって破壊されてしまった部分もあるそうです。

念のため書いておきますがもともと栄えていた文明が侵略される時には、必ずといっていいほど侵略者によって建築物の破壊が行われます(それが宗教的行事に関わる建造物なら尚更)。

それが近年までは当たり前のように行われてきたことなので偶像崇拝を嫌うイスラム教徒が悪だというわけではないです。

ペルセポリスが破壊されて廃墟になったのは紀元前のことですから、当然のことながら文化や人権などの概念は現代社会と比較するとほぼ皆無といって良いころの話です。

彫刻の足元にアルファベットが彫ってありますが発見者の名前や記録なのでしょうか。

イラン航空のモチーフにもなっている空飛ぶ双頭鷲。

ペルセポリスは保存状態があまり良い遺跡ではありませんが、紀元前6世紀頃の遺跡だということを考慮すると仕方がない部分もあると思います。

ペルセポリスをより楽しむにはガイドブックを片手に想像力を膨らませるのが良いと思います。

この雌牛を襲うライオンはペルセポリスの何箇所かで見られるレリーフです。

このレリーフの意味には諸説あるようですがライオンが夏、雌牛が冬を表しているという説が有力だそうです。

建築スタイルなど最初に紹介した周辺の遺跡と通じるものがありますね。

ペルセポリスの全景です。

遺跡が広大な敷地にあるかがわかると思います。

ペルセポリスは1〜2時間くらいで見学できると思いますが、僕の印象としては全くがっかり遺跡ではありませんでした。

他の世界遺産や歴史的建造物に通じるものは感じられますし、繊細な壁のレリーフなども見どころだと思いました。

ペルセポリスががっかり遺跡だと思われている原因が別にあるのではないかと思っているので、またの機会に書きたいと思います。

遺跡の価格設定がおかしくない?!

イランを旅していると遺跡や寺院の価格設定が変だなと思うことが多々ありますが、このペルセポリス周辺も例に漏れずそうです。

僕が訪れたときの拝観料が、ナグシェ・ロスタムが30万リアル、ナグシェ・ラジャブが30万リアル、ペルセポリスが50万リアルでした(10万リアル=約80円)。

ナグシェ・ラジャブは10分以内で見終われる遺跡なのに30万リアルなの??というのが疑問でした。笑

ナグシェ・ラジャブが高いのか、他の二つの遺跡が安いと表現すれば良いのか謎です。

遺跡が大きくなれば管理費も増大するので入場料も高くなる思うのですがイランでは違うようです。

僕は3つの遺跡を比べてナグシェ・ラジャブが内容に対して入場料が異常に高いと感じましたけれど、冷静に考えると数百円なのでやっぱり見ておくべきだったなと思いました。

そんなイランのこぼれ話でした。

ペルセポリスがっかり説の原因!?パサルガダエ遺跡に行ってきた!

2020年6月14日

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