ヤズド『沈黙の塔』の夕焼け

ヤズド市内を観光していたら日が暮れてきましたので沈黙の塔に向かいます。

ヤズドの観光プランを考えるときにサンシーカーで太陽の位置を確認すると、ちょうど沈黙の塔を背にして太陽が沈むことがわかりました。

Towers of Silenceが直訳の通り沈黙の塔となります。

この場所をダフメと呼ぶことがあって、それはゾロアスター教との墓を意味する言葉のようです。

砂漠の街ヤズドを観光!

2020年6月27日

タクシーで沈黙の塔まで移動

タクシーをつかまえて沈黙の塔まで向かいます。

ヤズドでも有名な観光スポットなのでゾロアスタータワーとかいえばわかると思います。

余裕を持って出発したので日が沈む前に間に合って良かったですが、そんに時間が残されているわけではないのでベストな撮影場所を探しつつ歩いていきます。

この場所はゾロアスター教徒が鳥葬を行う場所でした。

1930年代にレザー・シャーが鳥葬を禁止したので、現在はゾロアスター教徒もイスラム教徒も土葬となっています。

ゾロアスター教徒は日、水、土を神聖なものとし、それらを汚すことを嫌いました。

そのため遺体を鳥葬場に安置して肉体を自然界に還すという方法をとっていました。

塔の頂上に屋根がないのは鳥が集まってこられるようにするためなのですね。

塔の中心には穴が開いており、おそらくそこに残った骨などを入れていたのではないかと想像します。

よーく見てみると人骨と思われる一部が落ちています。

ゾロアスター教はイラン一帯で古くから信仰された宗教のようで、イラン各地にゾロアスター教関連の遺跡が残されています。

塔からはヤズドの街並みが一望できます。

長い階段があって結構な高さなので、ここまで遺体を運ぶのは大変だっただろうなと思いました。

徐々に日が傾いてきました。

残念ながら日が沈む方向に魅力的な構図が作れるものがなかったのでマジックアワーに期待です。

建物の形が独特で荒野との組み合わせが異世界を思わせます。

ゾロアスター教は世界最古の宗教といわれており自然崇拝に根ざした世界観を持ちます。

ひとつの神を信じるのではなく、自然界にそれぞれの神がいるという考え方です。

最も有名なゾロアスター教徒としてはクイーンのフレディ・マーキュリーだと思います。

当時のイギリスで生活していた彼の歌詞の背景にはバイセクシャルや宗教など様々な葛藤があったのだと改めて感じました。

イギリスはプロテスタント派のキリスト教徒がほとんどの国ですし、その当時は様々な考え方やスタイルに寛容ではなかったと思います。

なので当時のフレディーがバイセクシャルや宗教について悩み、自分の感情を押し殺して生活していた時があったのではないかと思いました。

アミール・チャグマーグ広場の夜景

昼は政治集会で人が溢れかえっていましたが夜は落ち着いた雰囲気を保っています。

タクシーのおじさんに「アミール・チャグマーグ」と言っても伝わらなかったのですが、現地の発音としては「アーミーチャクモク」に近いのかなと感じました(地図を見せてなんとか伝わった)。

全体的に観光客が少ないというかほとんどいないので三脚が立て放題といっても過言ではありません。

夜景撮影は14-30mm f/4が良い感じに活躍してくれます。

光芒の出方も好みなので24mmの画角なら標準ズームよりこちらを使いたいと思います。

Nikon Z6の内蔵手ぶれ補正も優秀なので手持ちでもここまで綺麗に夜景が撮影できます。

これは一眼レフにはなかった機能なので助かります。

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ヤズドは主要都市から離れた比較的小さな街ですが、街並みやすれ違う人々の雰囲気に好感が持てました。

明日は早朝からエスファハーンに向かいます。

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