オアシス都市のカーシャーン

イスファハーンからバスでカーシャーンまでやってきました。

イスファハーンを観光 〜世界の半分があった場所〜

カーシャーンはイランの首都テヘランとイスファハーンという大都市の真ん中にある小さな街です。

この街の歴史は古く、サファヴィー朝の王にこよなく愛された街として知られています。

エスファハーンの王たちは郊外に緑豊かな庭園を造り心休まる楽園として過ごしていたのかもしれません。

カーシャーンの近くにはシーア派の聖地であるコムという町があるので黒いチャードルをまとった女性が増えた印象です。

イスファハーンを早朝に出て昼頃にカーシャーンに到着したのでまず宿を確保しました。

一人なのになんだかド派手な部屋に案内されてしまいました。

朝食付きで20ドルくらいだったかな…。

ハーネイェ・タバータバーイー

めっちゃ不思議な名前なこの建築は、絨毯商人として富を築いたタバータバーイ氏の邸宅です。

王族ではなくて個人商人の邸宅なので当時はさぞやり手のビジネスマンだったのでしょう。

ヨーロッパの教会とは違ったシンプルで趣のある構図のステンドグラスです。

ステンドグラスのシンプルで均衡が取れた構図がなんだか可愛くも思えてきます。

中庭に水面があるとついついリフレクションを撮ってみたくなります。

ここまでイランで色々な建築を見てきましたが中庭の中心に水を置くというのがイスラム建築の鉄板なのかなと思いました。

Abbasian Historical House

この場所は何て呼ぶのかわかりませんがめちゃめちゃ綺麗なので是非ともいって欲しい場所です。

天井の装飾が綺麗です。

くたびれた木製の窓も良い雰囲気を醸しています。

そして天井から陽光が差し込んでくるので周辺を自然な柔らかい光が照らしてくれます。

レンズを交換しながら夢中で写真を撮っていたら若い女性たちが興味津々にこちらを見て仲間と何か話していることに気づきました。

Google翻訳を駆使しながらコミュニケーションをとってみると僕と同い年くらいで、彼女たちもまた他のイランの若者と同じようにインスタをやっていました。笑

なんとなく仲良くなったような気がしたのでニコンのミラーレスで写真を撮って、あとでインスタのメッセージから写真を送ってあげたらとても喜んでいる様子でした。

こういう偶然の出会いが旅の面白さですね。

歴史的な建築の下でチャードルを着ている彼女たちの姿は外国人の僕からみるとフォトジェニックで素敵だなと思います。

実際に街を歩いたり人と直接コミュニケーションをとって感じたことがイランのリアルだと思います。

バーザールを散策

イランの街には必ずといって良いほどバーザールがあるので、そこを歩くのも旅行の楽しみの一つになりました。

僕は散歩がてら食事を済ませることが多かったです。

ふらりと立ち寄ったレストランは床に座って食べる形式です。

食べ方の作法がよくわからない料理を頼んでしまった…。

道具から判断するに潰して混ぜて食べるような感じですが、よくわからなかったのでバラバラにナンに挟んで食べました。

端っこにはソニーのカセット。

1980年代くらい?

日本の高度経済成長期の家電や車やカメラは勢いがあったと思います。

食後にまた別のお店でチャイをもらいましょう。

砂糖の棒にさらに角砂糖をつけてくれます。

イランでは飲酒は原則禁止(自宅でこっそり飲む人は多いらしい)されているのでタバコや甘いものやコーヒーなどの嗜好品への執着が高まりそうですよね。

ただこんな甘い紅茶を一日数杯飲んでいたら糖尿病まっしぐらなので気をつけましょう。

アガ・ボゾル・モスク

ここはカーシャーンの中心にあるモスクで観光客でも無料で入場できます。

実は僕がこの街に滞在している間にイランのソレイマニ司令官がアメリカ軍によって暗殺されたというニュースがイランで報道されました(おそらく日本での報道はこの翌日)。

モスクでアザーン(礼拝の呼び掛け)が流れているときにムアッジン(アザーンを唱える人)が咽び泣いているのがわかりました。

この時に僕は何も知らなかったのでずいぶん感情移入しながらアザーンを唱える人もいるんだなくらいにしか思っていませんでしたが、イラン国内にはアメリカ軍の一件で激震が走っていたのです。

この写真を撮影した頃にはソレイマニ司令官の追悼ポスターが張り出されて、翌日からイランの国旗を黒に変えて街全体が喪に服するような状態になっていきます。

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