iPhone12 Pro Max VS Nikon Z6 〜スマホのカメラ性能はミラーレス一眼を超えたか〜

2020年11月の発売からわずかに遅れてiPhone12 Pro Maxを手に入れたのですが、以前使用していたiPhone7からのカメラ性能の進化が半端ないなと思っていました。

今回は最新のiPhoneとガチのカメラの画質を比べてみようということで、ニコンのフルサイズミラーレスカメラとの画像を恐る恐る確認してみようかと思います。

それではいってみましょう!

はじめに断っておきますがどちらかの製品の評価を下げる目的の記事ではないので穏やかな気持ちで見守ってください。

とりあえず室内の適当なものをポートレートモードで撮ってみる

まずは自然光が差し込む窓際の机の上で家にあるものを適当に撮影していきます。

本当ならば外に出てビル群なんかを三脚固定の無限遠で撮っていきたいところではありますが、検証しやすそうな場所は人の出が多そうなのでコロナウイルスの状況を見ながら今後やってみたいなと思っています。

iPhone12 Pro Maxはポートレートモードで撮影して、被写界深度はデフォルトのf/4.5に設定してあります。

iPhone12 Pro MaxにはLiDARスキャナという瞬時に距離が計測できる装置が搭載されていますので、後から合成するボケでも一眼でレンズで撮影したような自然なボケを合成できるようになったようですが果たしてどうでしょうか。

iPhone 12 ProのLiDARスキャナは、光が物体に反射して戻ってくる間の時間を計測。あなたがどんな空間にいても、その場所の深度マップを作成できます。超高速なうえに正確。だからARアプリの体験がつぎのレベルに。

Apple HPより

比較対象のミラーレス一眼は頼りになる相棒のNikon Z6 + Nikkor 24-70mm f/4 S です。

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ニコンのカメラの絞り値の設定を迷いましたが開放のf4 として、iPhone12 Pro Maxの望遠レンズ65mmの画角に合わせて撮影しました。

ニコンの撮影データはiPhone12 Pro Maxの写真に露出を合わせてRAWデータをJEPGに変換したものです。

まずはシーサーから

takayuki

うーん、ぱっと見だと見分けるのが難しいかな。

被写体の輪郭がはっきりしているのでPhone12 Pro Maxでもミラーレス一眼のような仕上がりになりました。

スマホで見るSNSの写真だっら注意深くみないと違いがわからないかもしれません。

細かい点を指摘するのであればiPhoneで撮影したシーサーの足元はボケていないので合成したボケかなというのがわかります。

でも背景のボケ方はかなり自然なのでiPhoneの進化が凄いなと思いました。

よくよく見比べるとニコンで撮影した方がピントが狭い断面で合焦しているので、シーサーがふわっと浮き立つように見えますし、ハイライトのぬけ感が良いような気がします。

次はレンズ複数とミニ三脚

両方ともピントは手前の50mm f/1.8のレンズに合わせてあります。

iPhone12 Pro Maxのボケはかなり自然で手前から奥のレンズにかけてボケの具合が変化しているのがわかります。

レンズとレンズの境界線も正確にボケの画像処理がなされているのが凄いですね。

iPhoneのカメラは自動で明暗さを合成するのでレンズの黒や差し込む光の白が軽いというか薄い感じになっています。

ニコンの写真をLightroomで調整するのであれば、iPhone12 Pro Maxの写真のように少し明暗差をなくすと思います。

そういう編集作業をスマホの中で自動でやってくれるというのも凄いことです。

最後は境界線が複雑な被写体の花

iPhoneを困らせるために花を買ってきましたというのは嘘ですが、こういうかなり境界線が複雑な被写体でもある程度自然なボケになります。

takayuki

iPhone12 Pro Max恐るべし!想像以上にやるじゃないか!

iPhone12 Pro Maxはボケを合成しているので、被写体が細かく複雑になっていくとアラが見えやすくなってきます。

この写真でいえばiPhone12 Pro Maxの方が茎の部分のボケが二重になって見えます。

これはカメラのレンズでいえば二線ボケというやつであまり歓迎される現象ではありません。

あとわかりやすい部分としては手前の花びらと茎の境界線です。

まあこれも重箱の隅を突くような指摘なのですが…。

iPhone12 Pro Maxのカメラは凄かった

カメラファンは思わず「ええぃ!連邦軍のモビルスーツは化け物か!」と言いたくなりますが、これは戦ではないので共存の道を探しましょう。

だってiPhone12 Pro Maxの広告写真などはきっとガチのカメラで撮影しているはずなので、レンズ交換式のカメラが全てスマホに駆逐されてしまうということはないと思います。

僕も遠くまで出掛けて作品として残したい写真を撮影する道具はニコンのカメラでありたいと思っています。

やはり一眼レフやミラーレスで得られる高品質なRAWデータは自由度の高い加工ができるので、自分が思った通りの色が出しやすかったり大きく引き伸ばしてプリントすることも可能です。

しかしながら手軽に綺麗な写真を撮ってネットでシェアしたいという人々の一般的なニーズを満たしているのはスマートフォンのカメラなので、日本のカメラメーカー各社は油断ならぬ状況であることは確かだと思います。

このiPhone12 Pro Maxで13mmの広角から65mmの中望遠付近の焦点距離までカバーできてしまうということは凄いです。

ニコンでいうとだいたいこのレンズ2本分の画角がカバーできます。

他の画角でもどんな感じの違いが出るのか検証してみたいと思いました。

続きはゆっくりと期待せずにお待ちください。

おわりに

ここまで色々と物撮りを検証してきましたけれど、これからの物撮りはiPhoneでやるかと言われれば現時点でそうはならないと思います。

カメラのグリップやシャッターが良いとか、比べてみるとニコンの方が自然できれいな絵が作れるだとか細かな理由は色々とあるのですが、グリップとファインダーのあるカメラで写真を撮るという作業が何となく良いのです。

詰まるところ少しでも良い写真を撮りたいと思うので、フルサイズのミラーレス一眼を使って写真を撮っているのかなと改めて考えさせられた一日でした(iPhone12 Pro Maxのカメラもガンガン使っていきますよ!)。

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