2020年11月16日に発売となったHomePod miniですが、僕も数週間遅れで入手して使っておりました。
何気に毎日使っているのですがこれは数週間待ちになるくらい人気が出そうなスピーカーだなと思いました。
2021年1月現在でも数週間待ちの状態になっているのでその人気の高さがわかりますね。
HomePod miniは普通のBluetoothスピーカーではなく、Wi-FiとApple Music契約が前提のスピーカーなのでその点だけ注意してください。
HomePod miniの外観

箱を開けると至ってシンプルを極めたデザインのスピーカーがお目見えします。
物理的なボタンが一切ない球体なので音がバランス良く均一に拡散しそうな機能的デザインでもありますね。

スピーカーの中の設計はこんな感じになっているそうです。

電源はUSB-Cタイプが採用されており20Wのアダプタが付属します。
本体の電源コードは着脱できないようになっています。

iPhone12 Pro Maxとの大きさの比較です。
最大直径が10cm以下なので非常にコンパクトです。
セットアップは至って簡単で、到着して電源を確保して、HomePod mini上面に現れる光をiPhoneのカメラで読み取ればセットアップが完了します。
使い方はHomePodと同様です。
Siriに話しかけたりiPhoneやMacBookと連携させて簡単に操作することができます。
音質や実際の使用風景

僕の自宅では寝室やリビングに置いて使用しています。
狭めのマンションだと半分くらいの音量で十分な聞こえ具合が確保されます。
肝心な音質はどうなんだということなのですが、この小さなサイズを考慮したら現時点で最高レベルなのではないかと思います。
この手の小さなスピーカーは低音があまり出なかったり、低音が出たとしても締まりがなくモコモコしがちなのですが、しっかりとハリのあるベースやバスドラの音が聞き取れます。
音響機器には慣らし運転のような作業が必要でHomePod miniは1時間ほど音楽をかけ続けると音が馴染んできます。最初に届いて音楽をかけた時には購入したのを後悔するレベルでしたが徐々にまともなバランスで鳴ってくれるようになりました。
音質としてはAppleらしいフラットな音で、他のApple製のスピーカーやイヤホンと音の傾向は同じです。
日本の音響メーカーと比較すると高音がおとなしいかなといった印象です。

シンプルなデザインなのでリビングや寝室などのどんな空間でも違和感なく馴染んでくれるように思います。
HomePodとの比較

広い空間で最高の音質を楽しみたいのであればHomePodが良いと思います。
HomePodの方が空間認識機能がついており音質を空間に対して最適な状態にしてくれるし、スピーカーは大きいほど音楽を忠実に再現することに有利なのでHomePodの方が音質が良いです。
HomePodは低音が強く出るので机に置いて使っていると、低音で机が振動して作業に集中できないということが起こります。
HomePodの音質は最高なのですが扉を閉めても隣の部屋から低音が伝わってくるので、広い一軒家向きの製品なのではないのかなと思いました。
そもそもAppleはアメリカの会社で日本の住宅事情なんて考えてないでしょうから、HomePodは大きなアメリカの大きな家で使う前提のスピーカーだったのではないかとも思うのです。

なので家が広い人や音質にこだわりを持つ人以外はHomePod miniの方が合っているのではないかと思いました。
HomePod mini | HomePod | |
---|---|---|
寸法 | H84.3mm W97.9mm | H172mm W142mm |
重量 | 345g | 2.5kg |
価格 | 10,800円 | 32,800円 |
HomePod miniの10,800円で便利なスマートスピーカーが買えると思うと安く感じます。

最近のApple製品にしてはお財布に優しい気がしますね!
おわりに
Apple Musicの契約が前提のスピーカーですが、一度このスピーカーに慣れてしまうと元に戻れなくなってしまいます。
Siriに話しかけて音楽やラジオをかけてもらうというのが快適すぎて、いちいちスマホを立ち上げて選曲するということがほぼなくなりました。

Hey Siri! フェイバリットミックス(Favourites Mix)をかけて!
という感じでスピーカーに話しかけると普段聴いている音楽の好みから自動で選曲した曲を再生してくれます。
サブスクリプションサービスに抵抗がなければ最高なスピーカーだと思います。
こういった設定の手軽さもApple製品の魅力ですよね!